2016.08.20

川崎が天王山制して2ndステージ首位奪回! 憲剛&途中出場の森谷弾で浦和撃破

中村憲剛
先制ゴールを挙げた中村憲剛(中央)。川崎が浦和を2-1で下した [写真]=清原茂樹
サッカー総合情報サイト

 2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第9節が20日に行われ、浦和レッズと川崎フロンターレが対戦した。

 10試合負けなし、4連勝中と好調を維持する浦和は、前節17試合ぶりの黒星を喫した川崎を抜いて、セカンドステージ首位に浮上。年間順位でも川崎と勝ち点差「2」に迫り、逆転が可能な状況で直接対決を迎えた。MF柏木陽介やFW李忠成らが先発に名を連ね、リオデジャネイロ・オリンピックから戻ったMF遠藤航とFW興梠慎三はベンチスタートとなっている。

 一方、連続無敗記録がついにストップした川崎は、年間首位の座を守り、セカンドステージ首位に返り咲くためにも勝利がほしい。MF中村憲剛やFW小林悠、FW大久保嘉人らとともに、リオ五輪から戻ったMF大島僚太が早速スタメン起用された。

 ホームの浦和は開始2分に早くも決定機を迎える。右サイドからグラウンダーのクロスが入ると、エリア内の李は上手くコントロールできなかったが、ボールはゴール前でフリーとなっていた高木俊幸のもとへ転がる。だが右足で放ったシュートはうまくミートすることができず、枠の左へ逸れた。

 川崎は10分、左サイドからパスを繋いで攻め込み、エリア手前左で受けた大島が思い切ってミドルを狙ったが、ここは大きく枠の上に外れた。

 試合は15分に川崎の得点で動く。前線でルーズになったボールを大久保が右の小林に預け、エリア内右に持ち込んだ小林はマイナス方向に折り返す。走り込んだ中村が右足ダイレクトで合わせると、低い弾道のシュートがゴール右下に決まった。

 追いかける展開となった浦和は28分、高い位置でボールを奪った森脇良太がそのままエリア内右に侵入。グラウンダーで折り返すと、GKが弾いたボールに反応した李が右足で押し込み、試合を振り出しに戻すゴールを奪った。前半はこのまま1-1で折り返す。

 後半も先にチャンスを作ったのは浦和。47分、エリア手前中央でボールをキープした李がエリア内右にスルーパスを送り、走り込んだ武藤雄樹が右足ダイレクトで狙ったが、シュートはGKに阻まれた。54分には森脇のスルーパスでエリア内右に抜けだした駒井善成が飛び出したGKの手前でマイナスに折り返すと、中央の宇賀神友弥がダイレクトで合わせたが、わずかにクロスバーの上に外れた。

 浦和は60分、高木に代えて興梠をピッチへ送り出す。その8分後、エリア手前中央でボールを受けた興梠が左へ展開すると、宇賀神のクロスにゴール前の武藤が合わせる。しかしシュートはわずかにゴール右へ逸れた。

 川崎は71分、中野嘉大に代えて森谷賢太郎を投入。すると直後の74分、森谷が起用に応える。高い位置で小林、大久保、大島とパスをつなぐと、エリア内右で受けたエウシーニョがグラウンダーのクロスを供給。ゴール前に走り込んだ森谷がダイレクトで合わせ、勝ち越しゴールを奪った。

 82分、川崎はカウンターを仕掛けると、小林からパスを受けた中央の大久保がエリア左へスルーパス。走り込んだ中村が右足で狙ったが、GK西川周作に阻まれ、決定機を逃してしまった。

 終盤に入り87分、浦和はスルーパスでエリア内右に抜け出した駒井が中央へ折り返すと、フリーの武藤が右足で狙ったが、シュートは大きく枠の上へ。同点とはならなかった。結局、浦和は5分のアディショナルタイムでもゴールを割ることができず、試合は2-1で終了。川崎が天王山を制し、セカンドステージ首位を奪回。浦和は11試合ぶりの黒星となった。

 次節、浦和は27日に敵地でヴィッセル神戸と、川崎は同日にホームで柏レイソルと対戦する。

【スコア】
浦和レッズ 1-2 川崎フロンターレ

【得点者】
0-1 15分 中村憲剛(川崎)
1-1 28分 李忠成(浦和)
1-2 74分 森谷賢太郎(川崎)

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