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アウクスブルク地元紙も報道…宇佐美貴史のドイツ移籍が決定目前か

2016.06.13

アウクスブルク移籍決定が目前に迫っていると報じられた宇佐美貴史 [写真]=Getty Images

 ガンバ大阪に所属する日本代表FW宇佐美貴史アウクスブルク移籍決定が目前に迫っているようだ。アウクスブルクの地元紙『Augsburger Allgemeine』が13日に報じている。

 同紙は「日本メディアの情報によると、アウクスブルクがG大阪の宇佐美との契約に迫っている」と伝えたうえで、「6月26日に宇佐美が長期契約を結ぶという情報を我々は入手した」と、同選手の移籍が今月26日にも発表される見通しであると報じた。


 アウクスブルクは今シーズンのブンデスリーガを9勝11分け14敗の勝ち点38、12位でフィニッシュした。ヨーロッパリーグでは決勝トーナメント1回戦でリヴァプールに2試合合計0-1で競り負け、ベスト32で敗退している。

 アウクスブルクには2010年末から2012年6月までMF細貝萌(現ブルサスポル)が所属。宇佐美の加入が決まると、同クラブでプレーする史上2人目の日本人選手となる。

 宇佐美は1992年生まれの24歳。G大阪の下部組織出身で、高校2年時の2009年にトップチームに昇格した。翌2010年にはJリーグのベストヤングプレーヤー賞を受賞。2011年6月にバイエルンへレンタル移籍で加入したが、2011-12シーズンは公式戦5試合出場にとどまり、退団が決定。2012年5月にホッフェンハイムへの移籍が決まった。同クラブではシーズン序盤こそ定位置を掴んだが、次第に出場機会が減少。2013年6月にG大阪への復帰が決まった。

 2013年はシーズン途中加入ながらゴールを量産し、G大阪のJ2優勝とJ1復帰に大きく貢献。翌2014年には国内三冠(J1リーグ、ヤマザキナビスコカップ、天皇杯)の立役者となった。2015年3月に日本代表デビューを果たし、メンバーに定着。昨年末には2年連続でのJリーグベストイレブン受賞を果たした。今シーズンは明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第15節終了時点(1試合未消化)で全14試合に出場、3ゴールを記録している。

By サッカーキング編集部

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