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【予想スタメン】昇格組対決の大宮vs磐田…昨季対戦で活躍した外国籍選手に注目

2016.04.01

大宮のムルジャ(左)と磐田のカミンスキー(右) [写真]=Getty Images

大宮アルディージャ ナビスコ杯で2戦完封の守備に自信

 代表ウィークによる中断直前の試合では、サンフレッチェ広島に1-5で大敗して、今季2敗目を喫して星は五分となった。リードをされた展開で反撃を試みたが、逆に前掛かりになった最終ラインの裏を取られて失点を重ねた。J1クラブのプレー精度は高いため、攻めに出た時のリスク管理は今後もポイントになるはずだ。


 それでも、中断期間中に行われたナビスコ杯では、名古屋グランパスに2-0で勝利すると、ヴァンフォーレ甲府戦も0-0と180分に渡って無失点を記録。日本代表に招集された選手がいないため、全員で修正に取り組めたことは前向きな材料だ。

 また、第3節のガンバ大阪戦で負傷した菊地光将も戦列に復帰。名古屋戦で90分間プレーすると、両チームともにリーグ戦とは大幅に選手を変更して若手を積極起用した試合で格の違いを見せた。続く甲府戦はベンチ入りしたものの出場機会はなく、コンディションを調整して磐田戦に臨めるはずだ。

 菊地の戦列復帰に加え、ナビスコ杯では江坂任がヘディングで加入後初ゴールを記録。また、ブラジル人のマテウスも存在感を示した。リーグ戦でもスーパーサブとして活躍に期待がかかる。ただ、3月30日の練習ではムルジャが別メニュー調整をしており、その状態は気掛かりだ。

 もう一つの課題は、セットプレーの守備。甲府戦ではフリーでシュートを打たれる場面が散見した。磐田にはジェイという絶対的なエースがいるが、そこだけに気を取られないようにしなければならない。(totoONE編集部)

■大宮予想スタメン
4-4-2
GK
塩田仁史
DF
和田拓也
菊地光将
河本裕之
沼田圭悟
MF
ネイツ・ペチュニク
岩上祐三
横山知伸
泉澤仁
FW
ムルジャ
家長昭博

ジュビロ磐田 昇格組対決に意欲、中断期間中は新布陣の試みも

 同じ昇格組として負けるわけにはいかない。昨季の対戦成績は2戦2分。アウェーでの戦いとはいえ、目指すのは勝ち点3だ。昨季J2で首位を争ったライバルに勝利し、今後に勢いをつけたい。

 大宮との相性が良い助っ人外国人の活躍がカギを握りそうだ。昨年5月の敵地戦はGKカミンスキーがPKを止めるなど、好セーブを連発。10月のホーム戦ではアダイウトンが2得点する活躍を見せた。なかでも力を発揮したのは、2試合で1得点2アシストと全得点に絡んだジェイ。今季はすでに4得点を挙げ、J1得点ランキングのトップを走る。リーグ戦4試合連続となるゴールへの期待は大きい。

 3月23日のナビスコ杯ヴィッセル神戸戦から試合がなく、日程面でも追い風が吹く。左足太ももに痛みを抱えながら出場を続けていた櫻内渚はケガを完治させた。選手たちはコンディションを万全に整え、リーグ再開を迎える。

 一方で、今季はボール保持率の低さが気になる。リーグ戦4試合は良くても5割程度にとどまっている。名波浩監督はこの状態を打開するため、試合がないこの期間に3バックを試した。ただ、新布陣の完成度はまだ低く、大宮戦は従来どおりの4-5-1で臨むだろう。今季はナビスコ杯を含む5試合で無失点試合はなし。3バックで臨んだSC相模原との練習試合でも失点し、守備の不安は拭えないままなのも気がかりだ。昨季対戦した2試合はいずれも先行しながら、ムルジャに同点弾を浴びて勝利を逃した。今季もすでに2得点を挙げている相手のエースには注意が必要だ。(totoONE編集部)

■磐田予想スタメン
4-2-3-1
GK
カミンスキー
DF
櫻内渚
大井健太郎
森下俊
中村太亮
MF
上田康太
宮崎智彦
太田吉彰
小林祐希
アダイウトン
FW
ジェイ

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