横浜FMへの移籍が発表されたFWカイケ [写真]=Getty Images
フラメンゴは7日、クラブ公式HPにて、ブラジル人FWカイケの横浜F・マリノス移籍が決定したと発表した。「売却」と表現されていることから、完全移籍と見られる。カイケは近日中に来日し、メディカルチェックを経て正式サインを行う予定と伝えられている。
現在27歳のカイケは、フラメンゴの下部組織出身。2008年から2014年までに9クラブを渡り歩き、昨シーズンはブラジル2部のABCで開幕を迎えた。シーズン前半戦だけで20得点を挙げる大活躍を見せ、昨年8月に古巣フラメンゴへ復帰。同年8月から11月末まで指揮を執っていた、元鹿島アントラーズのオズワルド・オリヴェイラ監督の下、復帰後も16試合出場6得点と結果を残したが、今シーズンはひざの負傷で出遅れ、ペルー代表FWパオロ・ゲレーロの控えに甘んじていた。
2月24日付のブラジルメディア『Globo Esporte』によると、横浜FMはカイケの獲得へ向け、45万ドル(約5000万円)で1年間の期限付き移籍を提案したが、フラメンゴ側が拒否。そのため、横浜FMは獲得の形態を完全移籍に変更する形でフラメンゴへ打診し、交渉を続けていた模様だ。今月4日の『Globo Esporte』は、カイケの完全移籍が迫っていると報道。横浜FMが正式オファーに至った場合、移籍が確実と報じられていた。なお、同選手は12月までフラメンゴと契約を残しているため、移籍金が発生する。
なお、7日付の『Globo Esporte』は、カイケと横浜FMの契約期間を3年と報じている。
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By サッカーキング編集部
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