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岡山、鹿島からU23代表FW豊川を期限付き移籍で獲得「重要な1年になる」

2016.01.04

岡山への期限付き移籍が決まったFW豊川(左、写真は2014年) [写真]=Getty Images

 ファジアーノ岡山は4日、鹿島アントラーズからFW豊川雄太を期限付き移籍で獲得することを発表した。

 現在21歳の豊川は、2013年に鹿島に入団。在籍3年間でJ1通算23試合に出場し、2得点を記録した。また、各世代の日本代表としても活躍し、昨年12月30日には、1月に行われるAFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)に臨むU-23日本代表の登録メンバーに追加招集された。


 期限付き移籍に際し豊川は、クラブを通じて以下のようにコメントしている。

ファジアーノ岡山に加入できたことを大変光栄に感じています。J1昇格というクラブとしての目標に貢献すべく、チームの一員として覚悟をもって戦いたいと思います。来シーズンは、自分のサッカー人生を大きく左右する重要な一年になると考えています。21歳という年齢は、サッカー選手として決して若くはありません。結果が求められてしかるべき年齢なので、2桁ゴールを最低ラインとして、チームのために貪欲に戦います。日々の練習から努力を重ね、一日も早くチームに貢献したいと思いますので、岡山の皆さん、応援のほどよろしくお願いいたします」

 また、所属元の鹿島に向けても以下のようにコメントしている。

「今までとは異なる環境で、1シーズンという限られた時間の中で、自分のサッカーに磨きをかけてきたいと思います。アントラーズに加入してからの3年間で大きく成長することができたと思いますが、昨季はチームに貢献できなかった悔しさと不甲斐なさが心に残りました。自分自身のレベルアップが必要だと切に感じた1年でもありました。今はどんな形であっても試合に出場し続け、試合の中で成長する必要があると感じています。ファジアーノへの期限付き移籍は、昨年から悩み続けたうえで辿り着いた決断です。しばらくの間、アントラーズからは離れますが、引き続き応援していただけると嬉しいです。最後になりましたが、豊川雄太を応援してくださったサポーターの皆さん、これまで3年間本当にありがとうございました。皆さんへの感謝の気持ちを胸にファジアーノで力の限りを尽くし、必ず一回りも二回りも成長してカシマスタジアムに戻ってきます!これからもよろしくお願いします」

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