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【予想スタメン】神戸は“鬼門”味スタ攻略なるか…好調の渡邉が古巣対決に挑む

2015.09.11

公式戦最近4試合で5ゴールと好調の渡邉(右) [写真]=Getty Images

FC東京 J1通算200勝に王手をかけるも、約1カ月勝利なし

 J1通算200勝に王手をかけながら、リーグ戦2試合を引き分け、足踏み状態のFC東京。続いて開催されたナビスコ杯では、日本代表の森重真人丸山祐市、オーストラリア代表のネイサン・バーンズを欠く中で、準々決勝敗退に終わった。直近の公式戦4戦、約1カ月にわたって勝利がなく、チーム状態は下降と見られても致し方ないだろう。


 ただ、今節は森重、丸山、ネイサン・バーンズの3選手が復帰。コンディションは万全ではないはずだが、CBを担う森重と丸山がもたらす安定感、そして攻撃の起点としての役割にも期待したい。

 一方、ナビスコ杯では中島翔哉橋本拳人奈良竜樹ら、若手の台頭があり、平山相太も徐々にフィジカル面をアップ。試合勘も取り戻しつつある。今節は中島が出場停止のため、攻撃オプションの低下が懸念されるが、マッシモ・フィッカデンティ監督は、「平山の状態がさらによくなれば、間違いなくチームの力になる」と信頼を寄せている。

 今節の結果によって、神戸と順位が入れ替わるだけでなく、年間順位を保つためにもまさに正念場となる一戦だ。ただし、榎本達也がナビスコ杯で「先制を許すとゲームプランが崩れてしまう」と省みたように、今節もいかに攻め急がず、失点を抑える時間を長くできるかがカギ。膠着した状況になったとしても、太田宏介のキックを活かしたセットプレーを強みとして、勝機を見出したい。(totoONE編集部)

FC東京予想スタメン
4-3-3
GK
榎本達也
DF
徳永悠平
森重真人
丸山祐市
太田宏介
MF
羽生直剛
高橋秀人
米本拓司
FW
前田遼一
河野広貴
ネイサン・バーンズ

ヴィッセル神戸 けが人多く選手層に不安も、チーム状況は右肩上がり

 8月最後のJ1・2nd第9節の鳥栖戦で、クラブのJ1最多得点記録となる7ゴールを決めて、鳥栖に大勝。その勢いを持った中で臨んだナビスコ杯準々決勝でも、ネルシーニョ監督の古巣である柏に対して、2戦合計4-3と競り勝ち、クラブ初のナビスコ杯ベスト4入りを達成。さらに、森岡亮太相馬崇人らをベンチに温存した天皇杯でも、J3の長野に5-0と圧勝。この2週間では次々と成果を出しているだけに、その良い流れをリーグ戦再開となる第10節FC東京戦でも発揮したい。

 たしかに現状を見れば、小川慶治朗ペドロ・ジュニオール安田理大高橋祥平ら主軸を負傷で欠くなど、台所事情が苦しいところもある。韓国代表戦で活躍した主将のチョン・ウヨンも、レバノンから帰国後、すぐにリーグ戦再開にあわせる強行軍を強いられる。それでも、鳥栖戦からの公式戦最近4試合で5ゴールを決めている渡邉千真をはじめ、攻撃陣は好調。守備でも、岩波拓也山本海人らを中心に、粘り強く戦えている。増山朝陽が天皇杯でプロ初ゴール、山口真司がナビスコ杯でプロ初アシストを決めるなど、若手に勢いが出てきている点も明るい材料だ。

 FC東京戦は、今季最初の対戦でも0-2と敗れ、味の素スタジアムでのアウェー戦では過去1度しか勝っていないが、ここにきて右肩上がりのチーム状態を見せるべく、古巣対決に挑む渡邉を筆頭に、アグレッシブに勝ちにいきたいものだ。(totoONE編集部)

■神戸予想スタメン
4-2-3-1
GK
山本海人
DF
高橋峻希
岩波拓也
増川隆洋
相馬崇人
MF
三原雅俊
チョン・ウヨン
渡邉千真
森岡亮太
石津大介
FW
レアンドロ


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