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「早慶クラシコ」が12月5日に開催…両校注目の2人がひと足先に“舌戦”を展開!?

12月5日に71回目の“早慶クラシコ”が開催される [写真]=早稲田大学ア式蹴球部

 一年に一度、早稲田大学ア式蹴球部と慶應義塾体育会ソッカー部が対戦する早慶サッカー定期戦。今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、第94回関東大学サッカーリーグでの一戦を“早慶クラシコ”とし、12月5日に開催することが決まっている。

 71回目を迎える伝統の一戦で、勝利を収めるのはどちらだろうか。2週間後に大一番が迫るなか、早稲田大学3年でFWを務める加藤拓己選手と、慶應義塾大学3年でMFの橋本健人選手が意気込みを語った。

取材=西川玄記(早稲田大学マネージャー)、三浦亜由美(慶應義塾大学マネージャー)

試合に出る、出ないでは経験が全く違う

慶應義塾体育会ソッカー部でMFを務める橋本 [写真]=MASASHI KASHIMA


――始めに、お互いの印象について教えてください。
加藤 ハシケンは横浜FCユースに所属していて高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグで戦っていたときから、すごくうまかったです。今は「うまい」に加えて「強い」が加わった感じがします。それと、特に髪型が“慶應ボーイ”っぽくなりました(笑)。早稲田とは、やっぱりそこが違うなと思います(笑)。
橋本 山梨学院高校でプレーしていたときのタクミの印象は強烈でした。今もそうですが、身体能力が高いうえにかなり体格に恵まれていた。当時は坊主でうるさかった記憶もありますね(笑)。大学生になってからは勝負強さを発揮していると思います。今年はゴールを量産しているし、より“早稲田のエース”としての風格が漂っています。

――2022年シーズンより、加藤選手は清水エスパルスに、橋本選手はレノファ山口に加入することが決定しています。これまでと心境の変化はありますか?
加藤 決めるときはすごく悩みましたし、外池(大亮)監督からは「ほかのクラブも見ていいんじゃないか」という話もありました。4年生の夏頃に決まることが多いなか、このタイミングで決めたことや、今年はまだ早稲田からプロ選手が出ていないことから、責任を感じています。ハシケンもそうですが、僕らはこれから二足のわらじを履くことになる。あと1年はプロへの準備期間として時間を使えると考えることもできますが、心境的には難しいですね。でも、そういった不安要素やプレッシャーを自分の糧にしたら、もっと伸びるんじゃないかと思ったんです。今はプロ選手になることが決まったうれしさや安心感よりも、「早稲田が輩出するプロサッカー選手」として結果を残していかないといけないと感じています。
橋本 「責任」という点はすごく共感します。僕も今年の春、まだ4年生のプロ内定選手が出ていないなかで決めたので。平日は山口の練習に参加しているので、大学で練習する時間はほとんどありません。なので、150人いる部員の代表として試合に出る責任はすごく感じます。普段から一生懸命練習していても、メンバーから外れる選手もいる。だからこそ僕は、試合に出て結果を残すことが一番重要だと思います。

――3年時にプロへの道を決めた経緯について、詳しく聞かせてください。
橋本 僕は「プロになってから成長する」というよりは、「あと2年でどう成長するか」ということに軸足を置きました。新型コロナウイルスで何もできなかった間、今年のうちにどれだけ成長できるかなって考えたときに、大学と行き来しながらJ2で試合に出るという過密な生活が一番成長につながる道だと思いました。
加藤 僕も早いうちからプロとして試合に出たほうが、絶対に伸びると思いました。ほかのクラブからもオファーをいただいていましたが、清水は自分を必要としてくれていたので、より経験を積んでいけると感じました。
橋本 クラブに帯同していて感じるのは、試合に出る選手と出ない選手では経験が全く違うということです。試合に出ないと評価されない世界なので、やっぱりピッチに立ってなんぼかなと。

「慶應のストッパー陣を攻略したい」

早稲田大学ア式蹴球部でFWを務める加藤 [写真]=早稲田大学ア式蹴球部


――関東大学サッカーリーグでは、両校は同じ1部で戦っています。チームとしてはお互いどのような印象ですか?
加藤 慶應は粘り強く、堅守速攻を体現しているチームという感じです。あと、慶應が勝つ試合はハシケンがアシストしたりゴールを決めたりしているイメージが強い。それこそ、前期の早慶戦もそうでした(9月に行われたリーグ戦。終了間際の87分に橋本が直接フリーキックを決め、慶應が1-0で勝利した)。ディフェンスラインもすごく嫌でした。どこに行っても人がいるし、ボールと全く関係ないところでも僕のことを触っているから駆け引きできないんです。押し込んでいたのはうちだったし、シュートも打たせていなかったのに最後まで食らいついてきて……ああいう負け方は余計に悔しいです。
橋本 早稲田は昨年、なんであんなに苦しんでいたの?っていうくらい、今は勢いがすごい。ボールを大事にしたサッカーで、システマティックにやるよりは個の能力を前面に出している感じがします。いろんな人が点を取れるチーム力があるし、後期は守備も安定していて勝負強さもある。「ピッチにものすごく怖い選手が11人そろっている」というイメージです。

――昨年の第70回早慶サッカー定期戦は、91分に途中出場の加藤選手が決勝点を決めて1-0で早稲田が勝利しました。
橋本 あの試合は今までで一番悔しかったです。
加藤 マークが厳しくてなかなかチャンスが来なかったので、あの一本に懸けていました。うれしすぎて叫びましたね。今年もハシケンの悔し涙を見たいです(笑)。
橋本 いや、今年はタクミが泣くのを慰めるよ(笑)。タクミはあの決勝点の場面みたいに勝負強さがあるし、駆け引きもうまい。あとで映像を見たら、偶然ボールが飛んできてヘディングした訳じゃなくて、後ろに一回消えてからDFの前に入っていたので感心しました。
加藤 90分をとおして相手が僕のヘディングを警戒していると感じていたので、「これはファーに逃げたら絶対について来るだろうな」と思ったんです。

――今年の早慶サッカー定期戦は2週間後に迫っています。今の心境は?
加藤 慶應のストッパー陣を攻略したい。そしてチームを9連覇に導きたいですね。
橋本 ストッパー陣には絶大な信頼を置いているので、絶対に負けません。そして僕が点を取って9連覇を阻みたいと思います。
加藤 楽しみになってきた! 勝った瞬間、ハシケンのところに行くから(笑)。
橋本 こっちこそ、勝ったらカメラマンさんと一緒にタクミのところに行くよ。それでこの対談をSNSで拡散する(笑)。

――最後に、お二人にとって早慶戦とは?
橋本 「プライドを懸けた戦い」ですね。単純に、負けたくない。昨年の悔しさは成長につながっていると思います。今年はリーグ戦という形にはなりますが、気持ちは変わりません。
加藤 僕は、「早稲田の強さを披露できる場」だと思っています。慶應が相手だと、いつも以上の力が出るんです。絶対に負けられません。
橋本 いい勝負をしよう。
加藤 もちろん!

◆チケット販売概要
①最大収容人数
10,000名

②席種
全席自由席(制限あり)

③販売方法
こちらの販売サイト(https://sokeiclasico.moala.live/)より販売されているオンラインチケットによる前売り販売となります。
※当日券につきましては、前売り券販売で売れ残ったチケットのみとして、当日券として販売致します。

一般(大学生以上)
価格:1,000円
※券種は2種類御座いますが、券面が異なるのみで機能については相違御座いません。

小中高生
価格:無料

【ご購入にあたっての注意】
・政府の方針に基づき、観客席のソーシャルディスタンスを確保するため、会場の最大収容人数の50%を上限とします。
※今後の情勢変化によって、変更が生じる可能性が御座いますが、その際は改めてお知らせ致します。
・ソーシャルディスタンスを確実に確保するために、場内の座席に印をつけるなどして着席できない席を指定致しますので、ご協力の程宜しくお願い致します。
・チケット購入後に試合中止が決定した場合は払い戻しを行います。

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