2012.08.30

【終了しました】永井雄一郎ナイト 真夏の夜のトークライブ イベントリポート

永井雄一郎 8月23日、「永井雄一郎ナイト 真夏の夜のトークライブ」(主催:サッカーキング、協力:アスリート・ジャポン、Jリーグサッカーキング、サッカージャーナリスト養成講座、サカポン)が都内で開催された。

 司会はサッカー解説者の水内猛氏。浦和レッズ、清水エスパルス、日本代表などで活躍し現在は横浜FCに在籍する永井選手が、現在の心境や今後の抱負、プライベートについて語った。

 永井選手はシーズン前半戦を振り返り「やっと試合に出られるようになったらまたケガをして、4カ月くらいリハビリをしています」と近況を報告。山口素弘監督の印象ついて質問されると「内なる闘志を燃やしている監督」と語り、現在の横浜FCについて「ボールをつなぐ、ゲームを支配する、ボールを失わないという意識で、体を当ててくるチームには苦戦するけどボール回せる時間帯は増えてきました」と分析した。

 これまでJリーグでは浦和、清水、横浜FCとダービーが存在するチームで過ごしてきた。特に清水で感じた静岡ダービーの雰囲気は特別だったという。「試合の前々日から練習場に一周旗が並ぶんです。『狙うは磐田の首一つ』みたいな(笑)。前日練習は非公開だからファンの人はいないのでその旗に囲まれて練習をやるんです」と練習の時からダービーは異様な盛り上がりを見せていたという。水内氏が「横浜FCでJ1に上がってダービーを経験できたら楽しいよね」と話を振ると、「まずは復帰して頑張りたい」と意気込みを語った。

 質疑応答の際に「一番思い出に残っている試合」について聞かれると、1997年の駒場スタジアムでの浦和レッズvs柏レイソル戦を挙げた。「ホームで勝てないってサポーターに言われていて、その時ホームで初めて勝った試合はうれしくて泣いてしまった」と振り返り、プレーヤーとして最初のシーズンはプレッシャーや緊張に苦しんでいたことを明かした。

 終盤にはじゃんけん大会や記念撮影が行われ、ファンとの楽しい一時を過ごした。

文=田中秀明  写真=望月芳和

イベント詳細

開催日時
201208230000 終了