退団決定のグリーズマンの後釜を探すアトレティコ [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードは今夏のスカッド刷新に向けて、3選手の動向に注目しているようだ。14日にスペイン紙『アス』などが報じた。
14日にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの退団が発表され、スペイン代表FWジエゴ・コスタやチェルシーからレンタルで加入している同代表FWアルバロ・モラタも退団濃厚と見られるなか、アトレティコ・マドリードは3人のFWをその後釜としてリストアップしたようだ。
■エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)
【ウルグアイ代表/32歳/市場価値5000万ユーロ(約61億円)】
マタドール(闘牛士)の異名を持つ生粋の点取り屋であるカバーニは、キャリア通算532試合の出場で333ゴールを挙げている。2013年のパリ・サンジェルマン加入以降も、0.69試合に1ゴールの割合で得点を量産し、同クラブの成長に多大なる貢献をしてきた。しかし、今シーズンはケガの影響もあって出場機会を減らしており、契約が残り1年となる今夏の退団が有力視されている。
■マウロ・イカルディ(インテル)
【アルゼンチン代表/26歳/市場価値9000万ユーロ(約110億円)】
今シーズンは妻で代理人のワンダ・ナラ夫人の影響もあって、“主将剥奪”などピッチ外での話題の方が多くなってしまったイカルディ。インテルとの契約は2021年夏までとなっているが、その延長交渉は停滞しており、今夏の退団が確実視されている。しかし、セリエA通算217試合の出場で120ゴールを挙げているその得点力自体は稀有なもので、ジエゴ・コスタの後釜としては申し分のない「9番タイプ」の純粋なストライカーと言える。
■パウロ・ディバラ(ユヴェントス)
【アルゼンチン代表/25歳/市場価値1億ユーロ(約123億円)】
上記2人よりもそのプレースタイルがグリーズマンに近いディバラ。今シーズンはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの加入で活躍の場が減っており、公式戦40試合の出場で10得点6アシストに留まっている。今夏の退団が噂される同選手には、マンチェスター・Uが接近しており、同クラブがユヴェントスとクラブ間合意に至ったとの報道も出ている。
3人ともリーガ・エスパニョーラは未経験だが、手持ちの駒の能力を最大限発揮するディエゴ・シメオネ監督ならば、誰が加入しても活躍に導くことができるだろう。
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By サッカーキング編集部
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