批判を浴びているネイマール [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンのサポーター集団が、同所属ブラジル代表FWネイマールに対し批判の声明を発表した。スペイン紙『マルカ』が28日付で伝えている。
ネイマールは、昨夏の移籍市場で史上最高額となる2億2200万ユーロ(約294億円)という莫大な移籍金でバルセロナから移籍。持ち前の攻撃力を爆発させ、チームの躍進に大きく貢献している。チームメイトのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニとPKのキッカーをめぐって争うなど、多くの騒動を起こしていることでも有名だ。
現在ネイマールは、2月25日に行われたリーグ・アン第27節のマルセイユ戦で右足首のねん挫と第5中足骨を骨折し、戦列を離脱。未だチームに復帰しておらず、母国ブラジルで手術を受けリハビリに励んでいる。
これに対し、サポーターはシーズン途中にも関わらず、ホームであるパリに戻ってこないネイマールに不快感を示し、次のように声明を発表した。
「我々の本拠地から離れて治療を行うのはサポーターに対し失礼だ。あまりにも我々へのリスペクトを欠いた行動であり、我々はリスペクトに値する態度を選手たちに求めている」
ネイマールはパリで居心地の悪さを感じ、今夏に行われる2018 FIFAワールドカップ・ロシアに向けてブラジルで調整を行っているとも報じられている。大型補強を敢行したがチャンピオンズリーグで結果を残せなかったパリ・サンジェルマンのサポーターは不満がたまっているようだ。
By サッカーキング編集部
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