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PSG戦で先発抜擢のコヴァチッチ「レアルはCLで勝つために誕生した」

2018.03.07

大一番のPSG戦で先発に抜擢されたコヴァチッチ [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードのクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチが、6日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。同日付のスペイン紙『エル・パイース』が同選手のコメントを伝えている。

 ホームでのファーストレグを3-1で制したレアル・マドリード。負傷明けのためにベンチスタートとなったドイツ代表MFトニ・クロースやクロアチア代表MFルカ・モドリッチに代わって、ブラジル代表カゼミーロとダブルボランチを組んだのがコヴァチッチだった。同選手は、クロースと交代する71分までプレー。得点やアシストこそなかったものの、攻守に奮闘して2-1の勝利に貢献した。なお、レアル・マドリードで出場したCLは全17試合無敗(15勝2分け)という“不敗神話”も更新している。

 先発起用に応えたコヴァチッチは試合後、「重要な試合で勝利を手にするのは最高の気分だ。相手はとても素晴らしいフットボールを展開していた。だから難しかった。でも、僕らはベストパフォーマンスを見せた」とコメント。PSGの戦いぶりを称賛しつつ、快心の勝利だったと明かした。

 また同選手は、先に先制点を奪ったことが勝利の鍵になったと語った。「先に僕らが先制点を奪ったことが重要だった。その後は相手がより多くボールを保持し、プレッシャーを強めてきた。彼らはよく走っていたけど、僕らもよりアグレッシブに戦えた。こういう試合が出来たときに、僕らから勝利を奪うのは難しいよ」

 その上で、レアル・マドリードとCLの“相性の良さ”についても言及。「ここにきて3シーズンになるけれど、僕らはCLになるといつも普段以上の力を出せるんだ。このクラブは、CLで勝つために誕生したんだ」と締めくくった。

 奇しくも今回のPSG戦は、レアル・マドリードのクラブ創設日に行われた。1902年3月6日に誕生した同クラブは、チャンピオンズカップ時代を含めて、史上最多12度の欧州制覇を達成。“CLに最も愛されたチーム”といっても過言ではない。

 果たして3連覇を成し遂げ、新たな歴史を作ることができるのか。現王者の挑戦に引き続き注目が集まる。

(記事/Footmedia)

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