バルサからの関心を報じられているデンベレ [写真]=TF-Images/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントの幹部が、バルセロナへ移籍する可能性を取り沙汰されているフランス代表MFウスマン・デンベレについて、放出を認めない方針を示した。22日付のドイツメディア『スポーツビルト』が伝えている。
現在20歳のデンベレは昨夏、フランスのレンヌから推定1500万ユーロ(約18億6000万円)でドルトムントに加入。当時から同選手にラブコールを送っていたとされるバルセロナは、1年が経過した今も獲得を諦めていないようだ。同メディアによれば、バルセロナは前回提示した移籍金に2000万ユーロ(約24億8000万円)を上積みした、7000万ユーロ(約87億円)をドルトムントに提示したという。
しかし、ドルトムントのスポーツディレクター(SD)を務めるミヒャエル・ツォルク氏がデンベレについて、「彼は我々と2021年までの長期契約を結んでいる。交渉の余地はない。来シーズンもドルトムントでプレーすることになるだろう」とコメント。同選手を放出する意思がないことを強調した。さらに、契約期間内に違法に接触を図ったクラブに対しては、FIFA(国際サッカー連盟)に訴えを起こす考えがあることを明らかにした。
デンベレは今シーズン、ドルトムントで公式戦49試合に出場して10ゴール、21アシストを記録。加入1年目にして、チームに不可欠な存在となっていた。果たして、ドルトムントはフランス期待のニュースターを引き留めることができるだろうか。
(記事/Footmedia)
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