無得点に終わったイビシェヴィッチ(左) [写真]=City-Press via Getty Images
ブンデスリーガ第14節が10日に行われ、日本代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンとブレーメンが対戦した。原口はベンチスタートとなった。
前節、ヘルタ・ベルリンはヴォルフスブルクとの一戦を3-2で制し、連勝を飾った。首位ライプツィヒ、2位バイエルンを追うためにも、下位に沈むブレーメンからしっかりと勝ち点3を奪いたい。一方、ブレーメンは8節から11節まで4連敗を喫したものの、前節は6試合ぶりに白星を収めた。今節は今シーズン初の連勝を飾る。
試合は序盤からホームのヘルタ・ベルリンが攻め込む。2分にヴェダド・イビシェヴィッチがチャンスを迎えたが、シュートは枠を捉えられない。一方、ブレーメンは9分にセルジュ・ニャブリにシュートシーンが訪れたが、ボールはDFにブロックされた。
すると20分、ヘルタ・ベルリンがアクシデントに見舞われる。セバスティアン・ラングカンプが負傷交代となり、ヴァレンティン・シュトッカーが代わって入った。
スコアが動いたのは41分。ブレーメンが前線からチェイシングに行くと、自陣エリア内でニクラス・シュタークがパスミス。これを奪ったマックス・クルーゼがゴール右に決め、ブレーメンが先制に成功した。このまま1-0でブレーメンがリードしてハーフタイムを迎える。
ヘルタ・ベルリンは57分にアレクサンダー・エスヴァインを下げ、ミッチェル・ヴァイザーを投入した。65分、エリア手前でボールを持ったサロモン・カルーが右足ミドルシュートを狙ったが、ここはGKヤロスラフ・ドロブニーがなんとかセーブした。
77分、カウンターからヴァイザーがボールを持つと、左サイドのシュトッカーへスルーパス。シュトッカーが左足シュートまで持ち込んだが、ここもGKドロブニーがCKに逃れた。
このまま1-0でブレーメンがこの試合を制し、連勝を飾った。一方、ヘルタ・ベルリンはホームでまさかの黒星を喫し、首位バイエルン、2位ライプツィヒとの勝ち点差は6に広がった。なお、原口は今シーズン初めて出場機会が訪れなかった。
次節、ヘルタ・ベルリンは敵地でライプツィヒと、ブレーメンはホームで日本代表FW大迫勇也が所属するケルンと対戦する。
【得点者】
0-1 41分 マックス・クルーゼ(ブレーメン)
By サッカーキング編集部
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