ユヴェントス移籍の可能性を報じられたチアゴ・シウヴァ [写真]=Getty Images
ユヴェントスが、パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表DFチアゴ・シウヴァの獲得を検討しているようだ。イギリス紙『デイリーメール』が22日に報じている。
同紙は、ユヴェントスのCEO(最高経営責任者)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏のコメントを紹介。同氏はイタリアメディア『Rai』に対して「チアゴ・シウヴァは特別な選手だ。パリ・サンジェルマンの将来的な意向はわからないがね。我々は過去に(アンドレア)ピルロを獲得した。(今回も)そのような機会になり得るよ」と、2011年夏に当時32歳のピルロ(現ニューヨーク・シティ)を獲得した例を挙げつつ、現在32歳のT・シウヴァを獲得する可能性を示唆した。
「多くの人から“終わった”と思われている選手だとしても、フリートランスファーでの加入は我々にとって素晴らしいものなんだ」
ピルロは2011年夏にミランからユヴェントスにフリートランスファーで加入し、昨年夏までプレー。在籍4シーズン全てでセリエAを制覇する原動力となった。加入当時には32歳という年齢からキャリアの終盤に差し掛かっていると見られていた同選手は、ユヴェントスで輝きを放った。
そして今回、獲得の可能性を報じられたT・シウヴァも現在32歳。パリ・サンジェルマンとの契約が今シーズン限りで満了を迎えるため、フリートランスファーで獲得可能となる状況もピルロと同じだ。19日付のイギリス紙『ロンドン・イヴニング・スタンダード』によれば、T・シウヴァの代理人を務めるパウロ・トニエット氏が「すでに3つか4つのビッグクラブからオファーがある」とコメント。来夏に移籍を決断する可能性を示唆している。
トニエット氏によれば、T・シウヴァは「パリに残りたがっている。彼と家族は街にとても馴染んでいるんだ」とのこと。パリ・サンジェルマンとの契約延長が第一希望のようだ。今後、どのようなキャリアを歩むことになるだろうか。動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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