昇降格プレーオフに回る苦しいシーズン、フランクフルトの残留に貢献した長谷部誠 [写真]=Getty Images
フランクフルトとの契約が今月末で満了する日本代表MF長谷部誠について、地元紙『Neue Presse』は、1年延長で合意していると伝えた。新契約にはさらに1年の延長オプションが付いている模様だ。
なお同紙によると、長谷部が日本で休暇を過ごしているため、まだ契約書へのサインは交わされていないとのこと。また、高級紙『Frankfurter Allgemeine』も「マコト・ハセベはフランクフルトを裏切らない」と、同選手とフランクフルトが契約延長で合意したと報じている。
『Frankfurter Allgemeine』は長谷部について、「ボランチと最終ライン、複数のポジションをこなす長谷部だが、アルミン・フェー監督の下では力を出し切れていなかった。しかし、3月に就任したニコ・コヴァチ監督が長谷部をチームの重要ポストを担う選手として信頼すると、2部入れ替え戦(ニュルンベルクとの昇降格プレーオフ)では降格を阻止した」と、新監督の下で蘇った日本代表のキャプテンを称えた。
長谷部は1984年生まれの32歳。2008年1月に浦和レッズからヴォルフスブルクへ移籍し、加入2年目の2008-09シーズンにはブンデスリーガを制覇。2013年8月にニュルンベルクに移籍した後、2014-15シーズンからフランクフルトでプレーしている。今シーズンはブンデスリーガ32試合出場1ゴールを記録。出場時間2771分はチーム3位の数字だった。契約延長が決まった場合、来シーズンでフランクフルト加入3年目となる。
By サッカーキング編集部
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