2008年にCLを制しトロフィーを掲げるMFキャリック [写真]=Getty Images
マンチェスター・Uは、21日に行われるチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節でCSKAモスクワとのアウェーゲームに臨む。同試合に向けてイングランド代表MFマイケル・キャリックが意気込みを語った。クラブ公式サイトが20日に伝えている。
2008年のチャンピオンズリーグ決勝の舞台だったモスクワで、マンチェスター・UはPKの末、チェルシーに勝利し、欧州王者に輝いた。当時、優勝を経験した現キャプテンの同代表FWウェイン・ルーニーとともに、キャリックは、CSKAモスクワ戦のため、思い出の地に向かう。
7年前の決勝では、元オランダ代表GKエドウィン・ファン・デル・サール氏が、チェルシーに所属していた元フランス代表FWニコラ・アネルカのシュートを防いでマンチェスター・Uの優勝が決まるという、劇的な形で幕を閉じた。
キャリックは、『Inside United』のインタビューで、「僕にとっては、これまでのキャリアで達成した最高のタイトルになったよ。過去最高のフィーリングは、モスクワでのものだった」と振り返り、次の様に続けた。
「僕を含めて、あの場で素晴らしい思い出を共有したすべての人にとって、モスクワは特別な場所なんだ。ただ、CSKA戦を戦う上では厳しい場所になるね。簡単な試合にはならない。難しいコンディションで、移動も距離がある。でも、楽しみにしているよ」
さらに25日には、マンチェスター・Cとのダービーマッチも組まれているが、同選手は、目の前の難題にも対応できると自信を見せている。
「これがチャンピオンズリーグがもたらすもの。同じ週にリーグ戦のビッグマッチが組まれることもあるから、対応しないといけない。僕らは、それだけの戦力を持っている」