2012年に行われたユーロ準々決勝のイタリア戦を振り返るホジソン監督 [写真]=Getty Images
イングランド代表を率いるロイ・ホジソン監督が、ブラジル・ワールドカップの初戦となるイタリア戦に向けたチームの戦い方を示した。イギリス紙『インデペンデント』が伝えている。
ホジソン監督はインタビューの中で、2012年に行われたイタリア代表とのユーロ準々決勝を振り返りつつ、次のように語っている。
「我々は、これまで以上のパフォーマンスを見せることになるだろう。初戦ということもあるが、いつも以上にエネルギッシュな戦い方で臨むつもりだ。これまで以上にコンパクトな戦い方を見せる必要があるだろう」
「攻撃面もイタリア相手に機能するか注目したい。以前の対戦(ユーロ2012の準々決勝)では、イタリアに主導権を譲ってしまい、イングランドの攻撃が機能している印象はなかった」
またイングランド代表MFジャック・ウィルシャーが、14日の試合に向けて言及。イタリア代表MFアンドレア・ピルロをケアすることが重要だと説いた。
「イタリアと対戦した直近の2試合を映像で観たんだ。以前の対戦でもイングランドは目指すスタイルがあった。ピルロに仕事をさせないため、2ボランチが彼をケアするようにしたんだ。ワールドカップでも、ピルロがボールを持つ時間が増えるだろう。彼の縦パスを制限する必要があるはずだ」
イングランド代表は、本大会でグループDに属し、14日に初戦となるイタリア戦、19日にウルグアイ戦、24日にコスタリカ戦を行う。
(記事/超ワールドサッカー)