サネがドイツ代表監督人事に言及 [写真]=Getty Images
バイエルン所属のドイツ代表FWレロイ・サネが、注目が集まる自国代表チーム監督の後任人事について言及した。13日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
昨年のFIFAワールドカップカタール2022で、まさかの2大会連続グループステージ敗退に終わったドイツ代表。その後も3月から6月の国際Aマッチ5試合でわずか1勝と不振は続き、今月9日に行われた国際親善試合ではホームで日本代表に1-4で惨敗。敗戦から一夜明けた10日、ドイツサッカー連盟(DFB)は2021年から指揮を執っていたハンジ・フリック監督の解任に踏み切った。
12日に行われたフランス代表戦では、ルディ・フェラーSD(スポーツ・ディレクター)が暫定指揮官を務め2-1の勝利を飾ったものの、DFBは既にフリック監督の後任探しに着手。前フランクフルト監督のオリヴァー・グラスナー氏や、かつてシュトゥットガルトやドルトムントを指揮したマティアス・ザマー氏らの名前が挙がるなか、国内の有力メディアは今年3月までバイエルンを率いていたユリアン・ナーゲルスマン氏が最有力候補と報じている。
自国開催のEUROを来年に控えるなか、大きな注目が集まるドイツ代表の監督人事。日本代表戦、フランス代表戦と2試合連続ゴールをマークしたサネは次期監督について「次の監督にとって失うものは大きくないはずだ。今の僕たちはトップフォームではないからね」と言及。そのうえで、バイエルンで指導を受けたナーゲルスマン氏就任の可能性については次のようにコメントした。
「ユリアン(・ナーゲルスマン)は間違いなく優秀な監督だし、人としても優れている。これから何が起きるのか様子を見てみようじゃないか。彼に引き受ける気があるのかどうかもね。もちろん、彼と再会し、一緒に仕事ができれば嬉しいと思っているよ」
バイエルンとの契約問題や移籍金が、監督就任の障壁になるとも報じられているナーゲルスマン氏。果たして、不振に喘ぐ母国代表の指揮を執り、サネと再び共闘することになるのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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