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UEFAから制裁を受けたユヴェントス、上訴を断念…会長「CL参加に関する不確実性が増大してしまう」

2023.07.29

UEFAから制裁を受けたユヴェントス [写真]=Getty Images

 ユヴェントスは28日、欧州サッカー連盟(UEFA)から受けた制裁についてクラブ公式サイトで声明を発表した。

 UEFAは28日、財務違反を犯したユヴェントスとチェルシーに対する制裁を発表。ユヴェントスは、2023-24シーズンのUEFA男子クラブ大会から除外され、さらに2,000万ユーロ(約31億円 ※1,000万ユーロ〔約15億5,000万円〕は3年間の猶予付き)の罰金が科されることが決定した。昨シーズン、ユヴェントスはセリエAを7位で終えて今シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の出場権を獲得したが、今回の決定を受けて出場権を失った。

 これを受けて、ユヴェントスはクラブ公式サイトに声明を掲載。CFCB(クラブ・ファイナンシャル・コントロール委員会)がUEFAクラブライセンスおよびファイナンシャル・フェアプレー規則に違反したとしてユヴェントスに科した制裁について「申し立てられた違反は実質的なものではなく、我々の行動は正しかったと信じ続けている」とした一方で、「今回の決定を受け入れることを宣言し、上訴する権利を放棄した」と発表している。

 また、声明の中でユヴェントスのジャンルカ・フェレーロ会長は「今回の件で上訴すると、最終的に2024-25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)への参加に関する不確実性が増大してしまうだろう」と指摘。「激動の昨シーズンの後、トップチーム、ファン、スポンサー、サプライヤー、ファイナンシャル・パートナーが、ピッチ上で達成できる結果に関して最大限の落ち着きと確信を持ち、今シーズンを過ごせることを望んでいる」と述べている。

By サッカーキング編集部

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