バイエルン退団が決定したカンセロとブリント [写真]=Getty Images
バイエルンは6月30日、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロとオランダ代表DFデイリー・ブリントの退団を発表した。
カンセロは今冬の移籍市場でマンチェスター・Cからレンタル移籍で加入。契約には7000万ユーロ(約110億円)の買い取りオプションも付随していることが報じられていたが、買い取られることはなく、期限付き移籍期間の終了に伴い、退団することが決定。ブリントも今冬にバイエルンに2022-23シーズン終了までとなる契約でフリーで加入したものの、契約満了に伴い、退団することが決まった。
現在29歳のカンセロはベンフィカの下部組織出身で2014年1月にトップチームデビューを飾った。その後はバレンシア、インテル、ユヴェントス、バレンシア、ユヴェントスでプレーし、2019年8月にマンチェスター・Cに加入した。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で“偽サイドバック”として新境地を開拓した。
2022年2月には契約を2027年夏まで延長したものの、2022-23シーズンは序列が低下したことで出場機会を減らし、今年1月にバイエルンへとレンタル移籍。同クラブでは公式戦21試合出場で1ゴール6アシストを記録したが、買い取りオプションが高額だったことが影響して退団となった。
現在33歳のブリントはアヤックスの下部組織で育ち、2008年12月にトップチームデビューを果たした。その後はフローニンゲンやマンチェスター・Uでのプレーを経て、2018年7月に古巣アヤックスに復帰。2019年12月には心筋炎を発症し、皮下植え込み型除細動器の適用処置を受けたが、約2カ月後に戦列復帰。守備の柱としてエールディヴィジ連覇にも貢献していた。
2022-23シーズンは公式戦19試合出場で2アシストを記録していたが、フリー移籍で新たなクラブを探したいというブリントの意向をアヤックスが汲み取り、2023年6月30日まで残っていた契約を12月31日付で解除し、バイエルンへと加入。しかし、同クラブでは公式戦5試合の出場にとどまった。
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By サッカーキング編集部
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