リーグ・アン第24節が9日に行われ、モナコとパリSGが対戦した。
リーグ戦23試合を終えて14勝7分け2敗、勝ち点49で2位のモナコと、勝ち点54で首位を走るパリSGの一戦。ホームのモナコは、リカルド・カルヴァーリョやエリック・アビダル、ジェレミー・トゥラランらが先発メンバーに名を連ねた。一方のパリSGは、ズラタン・イブラヒモヴィッチやルーカス、チアゴ・シウヴァらが先発出場した。
先制点を奪ったのはパリSGだった。8分、右CKのこぼれ球をハビエル・パストーレが頭で押し込み、ゴールネットを揺らした。34分には、ドリブルでペナルティーエリア内へ進入したパストーレが右足シュートを放ったが、枠の左へ外れた。前半は1-0で終了した。
後半に入ってもパリSGはチャンスを作る。55分、イブラヒモヴィッチが直接FKでゴールを狙ったが、GKダニエル・スバシッチが弾き出した。パリSGはヨアン・キャバイェらを投入したが、追加点を奪えずに試合は終盤へ突入した。
モナコは74分に同点ゴールを奪う。右サイドのファビーニョがグラウンダーの高速クロスを蹴り込むと、クリアを試みたパリSGのチアゴ・シウヴァが足を伸ばす。ボールはチアゴ・シウヴァに当たってコースが変わり、ゴールへ吸い込まれた。オウンゴールで、モナコが同点に追いついた。
試合は1-1で終了。勝ち点1を分け合う結果に終わり、首位のパリSGは勝ち点55、モナコは同50となった。