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イタリア代表復帰のバロテッリ「俺がいたらEUROはもっと楽に勝てた」

2022.02.17

1月の代表合宿に招集されたバロテッリ [写真]=Getty Images

 アダナ・デミルスポル(トルコ)に所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、代表チームについて語った。17日にイタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
 
 インテルでデビュー後、マンチェスター・C、ミラン、リヴァプール、ニース、マルセイユなどを渡り歩いた31歳の“悪童”バロテッリ。昨夏に昇格組のアダナ・デミルスポルに加入すると、今季のスュペル・リグではここまで21試合に出場し、10ゴール3アシストを記録している。

 その活躍が“アズーリ”を率いる恩師ロベルト・マンチーニ監督に評価され、1月末に行われた代表の短期合宿に参加したバロテッリ。実に3年4カ月ぶりとなる代表復帰を果たし、3月に控えるFIFAワールドカップカタール2022欧州予選・プレーオフの切り札として期待されている。

 そんななか、バロテッリはイタリアのテレビ番組『Le Iene』に出演。イタリア代表が昨年夏に行われたEURO2020を制したことについて問われると、「実を言うと、彼らの試合はそこまで見ていなかった。(自分がいない)イタリアの試合を見るのはつらいんだ。代表チームのことが恋しいけど、それくらいは我慢できるよ。俺抜きで欧州王者になったのは、彼らが200%の力を出して勝ち取ったからだろう。調子の良い俺がいたら、もっと楽にEUROを制することができたと思うよ」と、ジョークを交えて語った。

 EURO2020を制したことで復活を遂げたかに思われたイタリア代表だが、欧州予選ではストレートインに失敗。出場を逃した2018年のロシアW杯と同様、プレーオフへと回ることになってしまった。「(前監督のジャンピエロ・)ヴェントゥーラ政権と同じ結末を辿りたくはない。イタリアもマンチーニも、予選敗退にはふさわしくない」と語ったバロテッリは、プレーオフへの意気込みを次のように示している。

「3月のプレーオフで復帰を果たして、仮に負けたとしても、スケープゴートにはなりたくない。俺が役に立つことでみんなが喜んでくれるから、アズーリに戻りたいんだ」

 イタリア代表は、3月24日にプレーオフの準決勝で北マケドニア代表と対戦。勝った場合は同29日の決勝でポルトガル代表vsトルコ代表の勝者と対戦する。


By サッカーキング編集部

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