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浦和GK塩田仁史が今季限りで現役引退「40歳の私にチャンスを下さったレッズに感謝」

2021.12.22

現役引退を発表した浦和の塩田(左から2人目) [写真]=金田慎平

 浦和レッズは22日、GK塩田仁史が2021シーズンをもって現役を引退することをクラブ公式サイトで発表した。

 クラブ公式サイトには、以下のように塩田のコメントが掲載されている。


浦和レッズに関わる全てのみなさま、いつも熱い応援をありがとうございます。私、塩田仁史はこのたび現役を引退する事を決断しました。1年間と短い間でしたが、本当にありがとうございました」

「40歳になる私にチャンスを下さった浦和レッズには感謝しかありません。いつも熱いサポートをして下さるファン・サポーター、そして選手やスタッフのみなさんとレッズのエンブレムを胸に、一緒に闘えたことを誇りに思います」

「自分がサッカーを初めたのは小学校2年生からとなります。プロサッカー選手になるまでに所属した日高サッカー少年団、滑川中サッカー部、水戸啓明サッカー部、流通経済大学サッカー部、特別指定でお世話になった横浜F・マリノスの指導者のみなさん、ありがとうございました」

「プロとしての18年間ではFC東京、大宮アルディージャ、栃木SC、浦和レッズに所属させていただきました。楽しい経験ばかりではなく、辛いこともありましたが沢山の人に出会い、助けられ、ここまでプレーすることができました。全ての出会いや出来事が私の財産です。所属したチームメイトや関係者、パートナー、ファン・サポーターのみなさん、ありがとうございました」

「私は試合会場に向かうチームバスの中から、沢山の方々が応援するクラブのユニホームを着て楽しそうにスタジアムに向かう光景が大好きでした。こんなに素晴らしいJリーグで18年間もプレーできて、本当に幸せでした」

「365日、いついかなるときも働いていた両親、どんなに疲れていても愚痴を言わず、私がサッカーに集中できるようずっと支えてくれました。ありがとう。そして、最愛なる妻と子供達、良いときも悪いときもいつも笑顔でパパを支えてくれてありがとう」

「私のサッカー人生はみなさんの支えと共にありました。これからも謙虚な姿勢と感謝の気持ちを胸に闘ってまいります。またスタジアムでお会いできるのを楽しみにしております。本当にありがとうございました」

 現在40歳の塩田は、水戸短大附属高校を経て、流通経済大学在学中の2003年に横浜F・マリノスの特別指定選手となった。大学卒業後、2004年にFC東京へと入団。2006年11月には念願のJリーグデビューを果たした。その後は大宮アルディージャ、栃木SC、浦和レッズと渡り歩いたが、今シーズンは浦和で公式戦出場の機会がなかった。

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