決勝点を挙げたキム・ミンテ [写真]=Kaz Photography/Getty Images
明治安田生命J1リーグ第24節が15日に行われ、名古屋グランパスと湘南ベルマーレが対戦した。
3分、湘南は左サイドでのフリーキックから高橋祐紀が浮き球を供給。飛び込んだ杉岡 大暉が頭で合わせたが、惜しくも枠の上に外れる。
湘南は30分、名古新太郎がペナルティエリア手前でのドリブルから右足を振り抜くが、シュートは枠を捉えられない。名古屋は33分、柿谷曜一朗が相手DFとの競り合いを制してDFライン背後のスペースに前進しようとしたが、タイミングよく飛び出してきた相手GK谷晃生に阻まれる。
前半はお互いに得点が生まれず、スコアレスで折り返す。名古屋は59分、コーナーキックのこぼれ球から2次攻撃を展開。右サイドの深い位置からマテウスが直接ゴールを狙うが、鋭いシュートは相手GK谷にセーブされる。
71分、名古屋に絶好機が到来。スルーパスに抜け出した相馬勇紀が左サイドからグラウンダーで折り返すと、ボールはファーサイドに流れる。反応したシュヴィルツォクが流し込もうとしたが、右ポストに当ててしまいゴールとはならない。
すると74分、ついに試合の均衡が破れる。名古屋は左コーナーキックから相馬がファーにめがけて強めの浮き球を供給すると、頭で合わせたのはキム・ミンテ。12日に北海道コンサドーレ札幌から期限付き移籍加入したばかりのDFが、新天地でのデビュー戦で初ゴールを記録した。
90分、名古屋のシュヴィルツォクに再び決定機。吉田豊のロングボールに反応した同選手は相手DFと入れ替わると、相手GKとの一対一を迎えたが、シュートはわずかに枠の上へと外れた。
試合はこのまま終了し、名古屋は7試合ぶりの白星、湘南は5連敗となった。次節、名古屋は22日にホームでアビスパ福岡と、湘南は21日にホームで清水エスパルスと対戦する。
【得点者】
1-0 74分 キム・ミンテ(名古屋)
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By サッカーキング編集部
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