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大宮MF奥抜侃志が海外挑戦! ポーランド1部へ期限付き移籍「必ずこのクラブから…」

2022.08.31

ニュルンベルクへの加入が決まった奥抜 [写真]=宮地輝

 大宮アルディージャは31日、同クラブに所属しているMF奥抜侃志がエクストラクラサ(ポーランド1部リーグ)のグールニク・ザブジェへ期限付き移籍することを発表した。期限付き移籍期間は2023年6月30日までとなっている。

 奥抜は1999年8月11日生まれの現在23歳。大宮のジュニアユース、ユースとステップアップを果たし、2018年にトップチームへと昇格した。初年度は明治安田生命J2リーグで7試合の出場にとどまったものの、翌シーズンから出場機会が増加。明治安田生命J2リーグ25試合の出場で5得点を挙げた。2020シーズンからは背番号を「11」に変更。今季は明治安田生命J2リーグ第32節終了時点で19試合に出場して1ゴールを挙げている。


 海外挑戦に際し、奥抜は大宮のクラブ公式HPでコメントを発表した。

「このたび、グールニク・ザブジェへ期限付き移籍することになりました。このタイミングでチームを離れることは申し訳ない気持ちでいっぱいです。約11年間、このチームで過ごしたくさんのことを経験してきましたので、必ずこの大宮アルディージャというクラブから海外挑戦すると決めていました。自分の年齢からしても、この海外挑戦のチャンスはラストチャンスだと思いますし、この状況でチームを離れる責任と覚悟を持って挑戦しようと思います」

「チーム状況は決して良い状況とは言えませんが、必ず大宮アルディージャというクラブならJ2残留を果たし、一つでも上の順位で終えられると信じています。最後になりますが、家族や自分を支えてくださった皆さん、ここまで一緒に戦ってきた選手やファン・サポーターの方々に本当に感謝しています。ありがとうございました」

 今シーズン、大宮は明治安田生命J2リーグ第32節終了時点で勝ち点「31」を獲得。現在は19位につけており、J2残留をかけて闘っている。

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