劇的決勝弾でチームを勝利へ導いたモラタ(中央) [写真]=Getty Images
ラ・リーガ第25節が13日に行われ、アトレティコ・マドリードが敵地でジローナを1-0で下した。試合後、スペインメディア『マルカ』が後半アディショナルタイムに劇的決勝ゴールを決めたスペイン代表FWアルバロ・モラタのコメントを伝えた。
試合はスコアレスのまま90分間が経過。このまま引き分けの可能性も現実味を帯びてきた中、途中出場していたストライカーが後半アディショナルタイムに大仕事をやってのけた。アトレティコ・マドリードは右コーナーキックを獲得すると、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンがニアサイドに低いボールを供給。アルゼンチン代表FWアンヘル・コレアがフリックしたボールは相手に当たってコースが変わったものの、ファーサイドに詰めていたモラタがこのボールを押し込んだ。1度はオフサイドと判定されたものの、VARを経て判定が変更。このゴールが決勝弾となり、アトレティコ・マドリードがラ・リーガ2連勝を飾っていた。
試合後、モラタは「僕には素晴らしいゴールが決まったとわかっていた。ハッキリとね。ファーポストで触っただけなのに、ゴールを認めてもらえなかったんだ」と当初の判定への不満を露わにした。「もしゴールが認められていなかったら、僕は自転車で帰宅していた。それくらい明瞭だったんだよ」と主張。「今季は微妙な判定がなければ、ここまで15ゴールほど決めることができているはず。でも、今日は(ゴールが)認められた。それで十分だ」と話した。
直近のアトレティコ・マドリードでは最前線でグリーズマンとオランダ代表FWメンフィス・デパイがコンビを組んでおり、モラタは途中出場となるケースが少なくない。「途中からピッチに立ち、上手く試合に入るのは決して楽ではないね」と個人のパフォーマンスにおける本音を明かした。
一方、これでアトレティコ・マドリードはラ・リーガ9戦負けなし(6勝3分)と好調を維持。レアル・ソシエダが調子を落としていることもあり、順位は3位をキープしている。モラタは「チームの雰囲気は最高だ。とても充実感がある」と述べた後、「もう今日の試合は終わった。今のチームはバレンシア戦のことだけを考えている」と18日に控えた次節のラ・リーガを見据えた。
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By サッカーキング編集部
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