マンC指揮官、ペップ就任の複雑な胸中を吐露「1カ月前から知っていた」

　マンチェスター・Cは1日、現在バイエルンを率いているジョゼップ・グアルディオラ監督が来シーズンから指揮官に就任し、同時に現在チームを率いているマヌエル・ペジェグリーニ監督が退任することを発表した。これに関して、ペジェグリーニ監督がコメントしている。1日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。

　ペジェグリーニ監督は、来シーズンからグアルディオラ監督がマンチェスター・Cを指揮することについて、「最近はあらゆることに色々な憶測が飛び交っているが、クラブは私を助けるようなことは何もしてくれない。私はこのことを1カ月前から知っていたから、様々な憶測を楽観的にはとらえられなかったね」と、複雑な胸中だったと明かした。

　さらに、「もう正式に発表したのだから、想像で話をするのはやめてほしい。だから報道陣にこうして話しているんだ。私はクラブに2周間前にこの情報をリリースするように頼んでいたんだよ」と続け、監督交代に関してクラブと行われたやりとりに言及した。

　ペジェグリーニ監督は2013年の夏にマンチェスター・Cの指揮官に就任。昨年の夏には2017年6月まで契約を延長していた。「私はもう1年契約したが、契約延長をしないオプションも付与していたんだ。だから、当初の契約通り（今年の）6月30日で任期を終えるよ」と、具体的な契約内容についても明かした。