約1年半ぶりに招集された代表での抱負を語る小林祐希
18日にキリンチャレンジカップ2019へ向けた国内合宿をスタートさせた日本代表。20日には小林祐希がメディアの取材に応じた。
背番号が「25」と発表されたことに関して報道陣から質問を受けると、「いや、別に特に意味はないです」と一言。さらに、あえて23番以上の番号を選んだことを聞かれると、「(25番を背負うのは)今回だけだし」とサラリとかわした。
日本代表に招集されるのは約1年半ぶり。ヘーレンフェーン(オランダ)で継続的に試合に出場し、存在価値を証明してきた。「(約1年半ぶりの代表招集は)純粋に嬉しいです。自分に何ができるか、役割を探したいと思います」と抱負を語った。
森保ジャパンにはどのようなイメージを持っているのだろうか。「選手が主体となって、話し合いながら作っていっているイメージ。あんまり『ああしろこうしろ』という印象はない。自主的に話し合ってやっていけたらいい」と述べた。
アジアカップでの日本代表の試合は、全て見ていたと語る小林。外から見る代表は、小林の目にどう映っていたのだろうか。
「みんなと同じプレーをしようとか、こうしなければ、というのはあんまりない。いちサッカーファンとして、客として試合を見ていました」
以前と比べて、小林の中ではある変化が起こっていた。それは“サッカーに対する捉え方”だ。「今は、何も考えていない。ただ『サッカーを楽しもう』という感覚。こういうプレーをしてみようとか、あまり考えなくなりました。こだわりとか、そういうものすらも考えていないです。ボールを受けて、ゴール前に運んで、シュートを決める。それを純粋に楽しめたら」
野心を秘めつつも、あくまでも自然体で。小林はキリンチャレンジカップで、どのようなプレーを見せてくれるのだろうか。日本代表は22日に日産スタジアムにてコロンビア代表と、26日にノエビアスタジアム神戸にてボリビア代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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