合同自主トレに参加した日本代表DF吉田麻也
ブラジル・ワールドカップに出場する日本代表メンバーのうち、すでにシーズンを終えて帰国している内田篤人、香川真司、吉田麻也ら海外組の選手たち9名が、都内で自主トレーニング2日目を実施した。
練習後取材に応じた吉田は、次のようにコメントしている。
――今日は全力疾走もバンバンやっててけがの影響は感じられなかったけれど、けがの回復具合は?
「サウサンプトンでも、もう復帰して練習に合流してましたし、試合には出なかったですけど、試合も監督とリスクを避けようって話してメンバーには入らなかったんで。足自体は問題ないですけど、これから暑いところでやるっていうのもあるんで、暑さになれることや、コンディションをしっかり整えることが、すごく大事になってくるんで、この合宿からしっかりやっていって、指宿はみんなとそん色なくできるようにしたいなと思っています」
――自分の中では順調なステップ?
「はい」
――五輪の前にもけがしたけれど、あの時よりは結構時間がある?
「やった時から自分の中でフィーリング的に五輪の時より全然いいな、悪くないって思いました。診断を見てもそうだったんで、自分の中で焦りや不安はなかったですし、十分間に合うってことを理解してたんで。そういう中でリハビリから復帰までのプロセスも理解してましたし、何をやらなきゃいけないかも分かってたので、だからこそサウサンプトンに残ってリハビリしました。現状こうやって、五輪の時はテープ巻いてましたけど、テープを巻かずにプレーできてますし、全く問題ないです」
――ここから準備が始まるけど、段階的にどういうステップを踏んで本番に挑みたいか?
「ここでスタートして指宿では他の選手と同様にやれるようにして、その中でコンディションを上げていかないといけないですし、チームとしても久しぶりに集まる中で戦術なんかの最終確認をしないといけないですし、心も体もブラジルに向けていい準備をしたいなと思います」