札幌戦で2ゴールの神戸・宮代(写真は2月のスーパー杯) [写真]=金田慎平
2024明治安田J1リーグ第5節が30日に行われ、ヴィッセル神戸と北海道コンサドーレ札幌が対戦した。
ここまで勝ち点「7」を稼いでいる神戸が、未だ勝利のない札幌をホームに迎えての一戦。8分、神戸が幸先よく先制する。自陣からマテウス・トゥーレルがロングボールを送り、大迫勇也が相手DFに競り勝って頭で武藤嘉紀につなぐ。武藤はヘディングで前方へパスを送ると、反応した宮代大聖はボールに触らず動き出しで相手を釣り出し、ペナルティエリア中央に飛び込んだ大迫がフリーでボールを受け取る。大迫は右足を振り抜き、鋭い一撃をゴール左下へと突き刺した。
24分、神戸がリードを広げる。宮代が広瀬陸斗とのワンツーパスで左サイドの深い位置に入り込むと、巧みな切り返しでついてきた相手DFを剥がす。宮代はそのまま左斜め45度から右足を振り抜き、ゴール右下へとボールを流し込んだ。
神戸は43分に3点目を獲得する。敵陣でプレスをかけてボールを奪い、ショートカウンターを展開。宮代が大迫へ出した縦パスは相手に引っかかったものの、ルーズボールは武藤の足元へ。武藤はドリブルで対峙した相手DF中村桐耶の重心を崩すと、最後は中村の股の間を通して冷静にゴールネットを揺らした。
3点差で折り返した神戸は49分、左コーナーキックから扇原貴宏がアウトスイングのボールを送ると、相手DFがクリアに失敗。ゴール前でルーズボールを収めた宮代が、胸トラップから左足でボレーシュートを叩き込み、この試合2点目を記録した。
神戸は72分、初瀬亮の左コーナーキックに山川哲史が合わせ、5点目をゲット。直後、クロスをカットしようとした井手口陽介がアンラッキーな形でオウンゴールを記録してしまい、札幌に1点を返される。
試合終了間際にはフリーキックの流れから武藤がダメ押しの6点目を奪い、神戸は6-1で快勝した。神戸は今季ホーム初白星で3勝目、札幌は4連敗となった。次節は4月3日に行われ、神戸は敵地でサガン鳥栖と、札幌はホームで名古屋グランパスと対戦する。
【スコア】
ヴィッセル神戸 6-1 北海道コンサドーレ札幌
【得点者】
1-0 8分 大迫勇也(神戸)
2-0 24分 宮代大聖(神戸)
3-0 43分 武藤嘉紀(神戸)
4-0 49分 宮代大聖(神戸)
5-0 72分 山川哲史(神戸)
5-1 74分 オウンゴール/井手口陽介(札幌)
6-1 90+5分 武藤嘉紀(神戸)
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By サッカーキング編集部
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