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J2昇格を逃した富山、左伴社長が声明文を発表「熱い応援をありがとうございました」

2023.12.02

富山は声明文を発表した

 カターレ富山は2日、今シーズンの結果を受けて声明文を発表した。クラブ公式サイトで伝えている。

 同日に明治安田生命J3リーグ最終節を迎え、富山は3位という最終順位で今シーズンを終えた。この結果を受け、同クラブの左伴繁雄代表取締役社長が『J2復帰消滅に際して』のタイトルで声明文を発表。「本日行われましたY.S.C.C.横浜戦の結果をもちまして、目標としておりましたJ2復帰が消滅したことをご報告させていただくとともに、慎んで深くお詫び申し上げます」とサポーターへの思いを伝えた。


 そして「攻撃面では主に『ここで打つ』積極性やフィニッシュの精度に欠けたことで得点機会を逸したこと、また守備面では崩されたというより個人のミスが招いた失点を減らせなかったこと等で、勝点を昇格圏まで引き上げることができませんでした」と伝えながらも、「ここ3年は常に最終戦近くまで昇格の可能性を残しながら戦うまでの地力はついてきております」とチームの変化にも言及。

 さらに「そして何より…ホームアウェイを問わず年間を通じて共に戦ってくれたサポーターの皆さんの応援は、折れそうになる心を何度も立て直してくれました。年間14回負けましたが、皆さんはただの一度も私たちに下を向かせなかった。また、ホーム県総ではスタンド全体でどこまでも温かく熱心に応援をしていただきました。応援はすでにJ1昇格です!本当に頭を何度下げても下げ足りない感謝の想いで一杯です」と、サポーターに感謝を伝え、その後にはスポンサーにも思いを示した。

 最後は「カターレ富山、そしてカターレ富山に関わる皆さんの地力と熱量は確実に成長してきております」と記し、「それをもってしても目標達成を果たせなかったのは、一重にトップである私の責任であり、その負うべき責任については取締役会に委ねる所存です」と今後の進退についてもコメント。「1年間、熱い応援をありがとうございました」という感謝で声明文は締め括られた。

By サッカーキング編集部

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