町田がJ1昇格に王手(写真は4月の大分戦) [写真]=兼子愼一郎
明治安田生命J2リーグ第26節延期分が14日に行われ、ブラウブリッツ秋田とFC町田ゼルビアが対戦した。
当初は7月に開催が予定されていたが、秋田県内が大雨災害に見舞われたため、シーズン最終盤に延期となっていた一戦。連勝中の秋田は勝てば残留決定。一方、首位の町田はこの試合に勝てば、残り4試合で3位東京ヴェルディ、4位ジュビロ磐田との勝ち点差が「10」に広がり、自力での自動昇格に王手がかかる。
試合の均衡が破れたのは11分、町田が先制に成功する。コーナーキックの流れからゴール前で混戦が生じると、最後は荒木駿太がこぼれ球を押し込んだ。
その後は一進一退の攻防が続くなか、41分に秋田が試合を振り出しに戻す。左サイドの深い位置でフリーキックを獲得し、キッカーの畑潤基は低いクロスをニアに供給。飛び込んだ才藤龍治が合わせてゴールネットを揺らした。
しかし前半終了間際、町田が勝ち越しに成功する。ペナルティエリア手前でコーナーキックのこぼれ球に反応した下田北斗が、ジャンピングボレーシュート。利き足とは逆の右足から放たれた一撃がゴール左に突き刺さった。
後半に入ってからは秋田が猛攻を開始。何度も町田のゴールを脅かす場面を作り出すが、相手の粘り強い守備を崩し切ることはできない。82分にはゴール前でこぼれ球に反応した青木翔大が左足でボレーシュートを放ったものの、惜しくも右ポストに嫌われた。
試合はこのまま終了し、町田が逃げ切って2-1で勝利した。秋田は5試合ぶり黒星、町田は3試合ぶり白星となった。町田はあと1勝で悲願のJ1昇格が決定。次週、秋田はホームでベガルタ仙台と、町田は敵地でロアッソ熊本と対戦する。
【得点者】
0-1 11分 荒木駿太(町田)
1-1 41分 畑潤基(秋田)
1-2 45+6分 下田北斗(町田)
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By サッカーキング編集部
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