大宮アルディージャは24日、クラブ公式サイトで『大宮アルディージャにかかわるすべての皆さまへ』と題した声明を発表した。
大宮は今シーズンの明治安田生命J2リーグ第17節終了時点で4勝2分け11敗の勝ち点「14」にとどまり、17日に行われたいわきFCとの直接対決に1-2で敗れたことで最下位に転落。これを受け、19日に相馬直樹監督の退任と、原崎政人ヘッドコーチの新監督就任を発表したが、21日に行われたベガルタ仙台戦は1-1のドローに終わっていた。
そんななか、大宮は代表取締役社長を務める佐野秀彦氏名義で以下のように声明を発表した。
「いつも大宮アルディージャを応援いただいております、ファン・サポーターの皆さま、パートナーの皆さま、ホームタウンの皆さま、大宮アルディージャにかかわるすべての皆さま、どんなときでも変わらぬ熱いご声援と多くのご支援をいただき、本当にありがとうございます。心より御礼申し上げます」
「今シーズン、相馬監督体制の下、昇格争いに絡み続け昇格を目指すチームを創るために「前への意識に重心を置き、球際に強く、攻守の切り替えの早いアグレッシブなサッカー」を目指しました。しかしながら、第17節終了時点で4勝2分11敗の最下位という結果が出ていない現状を重く受け止めております。皆さまのご期待に応えられていないこと、多大なるご心配をおかけしておりますこと、心より深くお詫び申し上げます」
「現在のチームの置かれた状況を打破していくために、苦渋の決断ではありますが、相馬直樹 監督との契約を第16節いわき戦をもって解除いたしました。昨シーズン、チームが大変苦しい時期に監督を引き受けていただきました相馬直樹監督に心より感謝申し上げます」
「後任の原崎政人監督は現状の課題を踏まえ、攻守のバランス改善、選手の特徴が生きるポジション配置、戦い方をより明確にすることで、まず大きな課題である、『失点の多さ』、『得点力不足』を改善することに着手しております。試合で最後まで全力で走り抜くこと、絶対に勝つという姿勢を全員で体現できるように、日々の練習から厳しさ、激しさを求めていきます。一つひとつ勝利を積み上げ降格圏脱出、そしてプレーオフを目指し必ず這い上がります」
「ファン・サポーターの皆さま、パートナーの皆さま、ホームタウンの皆さま、そして大宮アルディージャにかかわるすべての皆さまに笑顔をお届けできるよう、どんな状況でも諦めることなく戦い、勝利を目指して取り組んでまいります。引き続き、大宮アルディージャへのご支援とご声援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます」
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By サッカーキング編集部
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