J1第5節で鳥栖と浦和が対戦した [写真]=J.LEAGUE
13日、明治安田生命J1リーグ第5節が行われ、サガン鳥栖と浦和レッズが対戦した。
今シーズン初勝利を目指すホームの鳥栖が、序盤から積極的なプレッシャーをかけて主導権を握る。37分にはMF堀米勇輝が右のポストを叩くシュートを放つなど、浦和ゴールを脅かし前半は0-0で45分を終える。
迎えた後半、立ち上がりこそ浦和がペースを掴んだものの、徐々に鳥栖が攻め立てる展開に。FW宮代大聖を中心に攻撃を形成する。しかし、浦和もGK西川周作を中心とした守備でゴールを生み出すことができない。
そんな中、71分に均衡が破れる。鳥栖は敵陣左サイドでボールを奪うと、堀米がペナルティエリア左端から左足でクロスを供給する。このボールを中央で待っていた途中出場のFW垣田裕暉が、後ろに下りながら合わせヘディングシュート。これがゴール右へと吸い込まれ、垣田の移籍後初ゴールとなる“技あり”の一撃で鳥栖が先制に成功する。
ビハインドを背負った浦和は、76分にFWキャスパー・ユンカーを投入。リカルド・ロドリゲス監督は得点を奪うための采配を見せる。
ただ、鳥栖のプレッシングは最後まで止むことはなく、ゴール前ではGK朴一圭が立ちはだかりシャットアウト。結局試合は1-0でタイムアップを迎え、鳥栖が待望の今シーズン初勝利を手にした。
【得点者】
1-0 71分 垣田裕暉(鳥栖)
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