サポーターへ別れを告げた橋本 [写真]=J.LEAGUE
18日の明治安田生命J1リーグ第5節浦和レッズ戦後、ロストフ(ロシア)への完全移籍が決定しているMF橋本拳人の壮行セレモニーが行われた。
1993年生まれの橋本は10歳の時にFC東京の育成組織に入団し、2012年にトップチーム昇格を果たした。その後ロアッソ熊本への期限付き移籍を経てレギュラーに定着。昨季の明治安田生命J1リーグでは全試合にフル出場し、日本代表入りも果たしている。
冒頭橋本は「心の底から大好きなFC東京を離れ、ロシアのロストフに移籍することになりました」と挨拶。「FC東京を優勝させるという約束を破ってしまい申し訳ございません」と移籍の決断までの大きな葛藤があったことを明かし、移籍を容認したクラブへの感謝を述べた。さらに家族やチームメイト、指導者への感謝を語り、「皆さんの応援のおかげで頑張ってこれました」とファン・サポーターへの感謝も口にした。
さらに小学生の頃から長年在籍したクラブでの1番の思い出については「小さい頃から憧れだった石川直宏さんの『18』番を受け継ぎ戦った二年半」を挙げ、「すごく幸せで夢のような時間」だったと振り返った。
「青赤魂を持って世界で戦ってきます」と宣言した橋本は最後に、「必ず大きくなってこの味の素スタジアムへ帰ってきたいと思います。わがままではありますが、『18』番を空けといてもらえたら嬉しいです」と将来的なクラブへの復帰を約束、「FC東京の優勝を心から願っています」と語って締めくくった。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト