日本で指導経験があるヴェンゲル監督 [写真]=Getty Images
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、イングランドのサッカー界は日本の大相撲を見習うべきだと考えているようだ。12日付のイギリス紙『テレグラフ』が報じている。
10日に行われた、マンチェスター・Uとマンチェスター・Cによる“マンチェスター・ダービー”では、試合後にトラブルが発生。2-1で勝利したマンチェスター・Cの選手たちが控室で勝利を過度に喜んでいたとして、ジョゼ・モウリーニョ監督らとの間で乱闘騒ぎが起こったと報じられている。
イングランドサッカー協会(FA)が調査に乗り出す中、1995年から約1年半にわたって名古屋グランパスを率いたヴェンゲル監督は、在任中に観戦して感銘を受けたという大相撲の文化を引き合いに出し、イングランドのサッカー界も大相撲のように勝者が敗者に対してリスペクトを見せるべきだと主張している。
ヴェンゲル監督は、「ビッグゲームに負けた時、全力で喜ぶ相手の姿を見るのは受け入れ難いものだ。それはいつだって攻撃的なものだからね」とコメント。敗者の立場について言及すると、「私が日本にいた時、あそこには大相撲があった。大相撲では絶対に勝ったことを自慢したりしない。相手へのリスペクトを示すために、勝った力士は自身の喜びを隠すんだ」と大相撲を例にとって、勝者であっても相手を尊重する気持ちの重要性を説いた。
ヴェンゲル監督はその後も、大相撲の文化について力説。「どんな文化からも学ぶことはある。彼ら(力士)はスーパースターだ。その中でも最も強い人を“横綱”と言うが、本当に興味深いのは、その地位まで昇進するためには最終的に委員会に行く必要があるんだ。一番上の立場になるには、倫理的な評価も必要なんだよ。もし素行が悪かったら、優勝したとしても、横綱にはなれない」と、人格面も重視されることを強調した。
さらに、「大相撲は1600年代から姿を変えずに続いている数少ないスポーツの1つだ。力士の衣装も行事の衣装も変わらない。我々の審判にもあの格好で裁いてほしいね」と興味深いコメントを残した。
(記事/Footmedia)
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