2013.03.31

香川真司が後半戦の意気込みを語る「自分のスタイルとチームのスタイルの両方を出していきたい」

サムライサッカーキング4月号]
2012年夏にマンチェスターに渡った香川真司の挑戦は今も続いている。マンチェスター・ユナイテッドのオフィシャルマッチディプログラム『United Review』で、香川が後半戦についての意気込みを語った。
ssk_1304_p018_021.pdf写真=Getty Images
──ユナイテッドに加入してからは、トップ下、中盤の左、ボランチなど、様々なポジションでプレーしました。自分にとってベストだと思うポジションはどこですか?

香川 自分が単純に好きだったり、自分自身が一番生きるのではないかなと思うのはトップ下です。ドルトムントで経験できたことも大きいですし、いつもやっているポジションなので僕にとってはベストポジションだとは思います。ただ、ユナイテッドは選手層が厚いクラブなので、どんなポジションでもプレーできる選手にならないといけないと思っているんです。だから、どのポジションでも、出たポジションで常に結果を求めてやっています。

──オールド・トラッフォードの雰囲気についてはどうですか?

香川 ユナイテッドに来てから感じるのは、サポーターの声援であったり、あの雰囲気がチームの力になるということです。今シーズンは特に逆転する試合が多いですけど、ケガをしてベンチから見ている時もそうだったんですが、例えば0-1で負けていて、1点を返して追い付いた時にサポーターが作り出すスタジアムの雰囲気というのは、明らかにチームを勢い付けますし、すぐにでも2点目が入るんじゃないかという気持ちになる。スタジアムの一体感はすごいですから。

──確かに、昨年9月に行われたアウェーのサウサンプトン戦での3-2の逆転勝利に見られるように、今シーズンは逆転勝利を収める試合が多いように思います。

香川 逆転する力というのはそう簡単につくものではないし、そういう意味ではユナイテッドにはいろんな経験であったり、経験豊富な選手が多いので、たとえ負けていても冷静に試合を運べるメンタリティーがチームとしてあるのかなと思います。特に今シーズンは逆転勝利が多いですよね。簡単に見えるかもしれませんが、逆転勝利することの難しさはドルトムント時代から経験上よく知っています。それをやれるチームの伝統や経験豊富な選手がいることで、先制されても慌てず、1点を取ってから追加点を取る際の波状攻撃も含めて、チームとしての強さを感じます。

──改めて残りのシーズンへの目標を聞かせてください。

香川 チームとしては、リーグ優勝しないといけないというのはずっと言われています。昨年、優勝を逃したのを僕自身も見ていましたし。個人としては、少しでも貢献して、もっともっと自分のスタイルとチームのスタイルの両方を出していきたいです。僕自身、個人でどうにかするタイプのプレーヤーではないからこそ、もっとチームメートと連係して、自分の良さやチームメートの良さをピッチの上で表現できるようにしたいですね。一日でも早くそれができるように頑張りたいと思います。
──その中でも、やはりプレミアリーグ優勝というのは最大の目標ですか?

香川 そうですね。ビッグクラブは常に勝利と優勝を求められていると思います。僕自身も、シーズンが終わった時に優勝に貢献できたと思えるように残りのシーズンを頑張っていきたいですね。