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サッカー放映権高騰の理由「スポーツだけがCMの価値が残っている唯一の領域」

2016.03.03

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 平日毎日12時からニコニコ生放送で配信されているサッカーニュース番組『サッカーキング ハーフ・タイム』。3月1日の放送では、ゲストにレピュコムジャパン株式会社の代表取締役社長で、スポンサーシップビジネスのコンサルタントでもある秦英之氏が出演した。

 秦氏が代表を務めるレピュコムジャパンは、スポンサードする側とスポンサードされる側の価値を数値化する企業。番組内ではサッカーとスポンサーシップにテーマを絞り、モデルケースを挙げながら、スポンサーシップの価値について説明した。

 サッカーにおけるスポンサーシップと言えば、ユニフォームの胸に企業名を入れることであったり、スタジアムに看板を出すことなどが代表例だが、秦氏は「スタジアムにいるお客さんや、中継をテレビで見ている視聴者は、競技を見ようしているのであって、企業名を見ようとしているわけではない。名前を知ってもらうというだけでなく、スポンサードすることで達成すべき目標をしっかり設定すべきである」と語る。

 良いモデルケースとなっているのが、Jリーグと明治安田生命の関係性だという。

「生命保険という業界は、同業他社と差別化がしにくい。地域に密着しているJリーグと協力することによって、商品を売るきっかけになり、同業他社と差別化することができた。今後、サッカーにおけるスポンサーシップの良いモデルケースになる」

 秦氏は番組の最後に、「今、テレビでもCMの飛ばし機能が出てきて、生で見られるのはスポーツだけ。スポーツだけがCMの価値が残っている唯一の領域。放映権も高騰し、スポンサーシップの価値は非常に大きくなる」とスポーツにおけるスポンサーシップの可能性について語った。

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※番組タイムシフトはこちらから
番組URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv254359466

スマートフォンから視聴したい場合は、niconicoアプリをダウンロードの上、こちらからご覧ください。

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