2015.07.31

プレミア初挑戦の岡崎慎司はレスターで活躍できるのか?

Mansfield Town v Leicester City - Pre Season Friendly

 2年目のジンクス挑むレスター・シティーの命運は、日本人ストライカーとして初めてプレミアリーグの舞台に立つ男にかかっているのかもしれない。

 過去にプレミアリーグに挑戦した日本のストライカーたちは、カップ戦でこそ出場機会を与えられたものの、プレミアの試合には一度も出場できなかった。そんな未知の世界に、ドイツで成長し、たしかな実績を積んだ日本代表のエース、岡崎慎司が立とうとしている。

 レスターはこれまで、イングランド1部リーグへの昇格がバーミンガムと並び最多の12回。実にそのうちの半分、6回は2シーズン以内に2部へと逆戻りしている。いわゆる典型的な「ヨーヨー・クラブ」である。11シーズンぶりにプレミアへ復帰した昨季も、一時は13試合も勝利から遠ざかるなど降格必至と見られた。だが、2月にナイジェル・ピアソン監督が一度解任され、数時間後にクビが撤回されるというドタバタ劇があり、これがチームの奮起を促す起爆剤となった。結果、ラスト9試合でなんと7勝を挙げ、最下位から14位まで浮上して奇跡的な残留を成し遂げた。

 そうして有終の美を飾ったかに思えたレスターだったが、シーズン後の海外ツアーで監督の息子を含む3選手がオーナーの母国であるタイで乱交騒ぎを起こしてしまう。これが引き金となり、かねてからオーナーとの確執がうわさされていたピアソンは、6月末に今度こそ解任されてしまった。

 突然の解任劇は、岡崎の立場にどんな影響を及ぼすのか。危惧する声も聞かれたが、その点は心配不要だろう。監督こそ代わったが、岡崎について「精力的でチャンスに敏感。相手の些細なミスを逃さない。プレスの掛け方も上手い。運動量も驚異的」と的確な評を与えていたスティーヴ・ウォルシュをはじめ、コーチ陣は全員続投。岡崎に対するクラブの評価は変わっていない。

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