ナイキのトレーニングイベントに参加した浦和レッズの那須大亮
7月7日、浦和レッズのDF那須大亮が、都内で開催されたトレーニングイベントに参加した。この日指導を行ったのは、トップアスリートのパーソナルトレーナーを務める木場克己氏。さまざまなジャンルのアスリートに向けた体幹トレーニングが実施された。
このイベントにはチームメートのFW李忠成も参加。終了後、那須が自身で行っているトレーニングについて語った。
——木場さんのトレーニングを受けてみていかがですか?
那須 木場さんのトレーニングを受けるのは今日が初めてだったんですが、1つひとつトレーニングの意図や効果を分かりやすく説明いただいたのでとても参考になりました。特に、腹斜筋の重要性は全てのトレーニングに通じていたので、今後自分でも鍛えていきたいと思いました。
——普段のコンディション作りの中で、特に気を付けていることはありますか?
那須 日々のトレーニングはもちろん大事なんですけど、栄養と休養という部分も意識しています。自分は食べないとすぐに体重が減ってしまうタイプなので、栄養バランスが偏らないように気を付けながら食事を摂るようにしてます。睡眠もできる限りたっぷりと。しっかりリカバリーすることで、次の日のトレーニングの効率が上がるんです。
——年間を通して考えた場合はいかがでしょう?
那須 試合と休養のバランスがあるので、シーズン中にフィジカルを強化するのは難しい。なので、コンディションを維持するためにトレーニングの内容と強度はしっかりと考えるようにしています。夏場のトレーニングも同じで、強弱が大事ですね。暑い時に無理して負荷をかけても疲労が溜まるだけですから。
——試合中に、普段の自主トレの効果を実感するシーンはありますか?
那須 DFなので、当然フィジカルコンタクトが多いんですが、そこで重要になるのが「どれだけ軸をぶらさないで当たれるか」だと思っています。そのため自分でも体幹トレーニングは怠らないようにしています。試合後に自分のプレー映像を見て、「今日は空中戦で飛べてたな」とか「当たり負けしてないな」と感じることはありますね。
——では最後に、2ndステージへ向けて意気込みをお願いします。
那須 2ndステージも、1stステージと変わらず毎試合をトーナメントのつもりで全力で戦っていきたい。その積み重ねが最終的に結果につながると思うので、チーム一丸となって頂点を目指していこうと思います。