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【ブンデスリーガ第18節】前半戦の日本人選手振り返り、そして後半戦スタート、内田と清武、酒井宏が対戦

2015.01.29

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Photo by Getty Images

ブンデスリーガ前半戦 日本人選手の振り返りとKicker誌の採点

※Kickerの採点は「1」が最高、「6」が最低評価
※Kicker日本語版はこちら http://www.kicker-japan.com/

◆内田篤人(シャルケ:5位)13試合出場 3アシスト Kicker平均:3.15
第5節でケガから復帰すると、それ以降は全試合で先発フル出場。2018年まで契約延長も行い、豊富な運動量と抜群の安定感を見せている。チームは監督解任もあったが、徐々に順位を上げた。

◆岡崎慎司(マインツ:12位)16試合出場 8得点 3アシスト Kicker平均:3.34
チームのエースストライカーとして、通算8ゴールは得点ランキング4位。プレミアリーグのレスターからオファーがあったが残留の見込み。アジアカップでの負傷で今週の出場は微妙。

◆長谷部誠(フランクフルト:9位)17試合出場 2アシスト Kicker平均:3.65
全試合で先発出場。攻守に渡って、フランクフルトに欠かせない存在となった。前半戦、チームは連勝、連敗と好不調の波が大きく、この点でも後半戦でも長谷部の活躍が期待される。

◆乾貴士(フランクフルト:9位)15試合出場 1ゴール 5アシスト Kicker平均:3.64
昨シーズンは出場機会に恵まれなかったが、開幕から先発出場。途中、調子を落とす時期もあったが、現在はスタメンに復帰。アジアカップの日本代表にも選出され、こちらでもスタメンに定着した。

◆香川真司(ドルトムント:17位)12試合出場 1ゴール Kicker平均:3.77
夏の移籍で古巣に復帰。復帰戦では1ゴールを上げたが、それ以降は不振。第14節からはスタメンを外れ、3試合で出場機会なしと苦戦。チームも降格圏に沈むだけに浮上のきっかけとなれるか。

◆清武弘嗣(ハノーファー:8位)17試合出場 3ゴール 3アシスト Kicker平均:3.85
開幕戦こそ途中出場だったが、その後は先発に定着。第9節のドルトムント戦でゴールを決めてからは3ゴール、3アシストと調子を上げ、アジアカップの日本代表にも選出された。

◆酒井宏樹(ハノーファー:8位)16試合出場 Kicker平均:3.91
第9節を除き、16試合で先発出場。出場機会は与えられているが、結果が出ず苦しい前半戦となった。チームは酒井と同じ右サイドバックの獲得も目指すなど、正念場の後半戦となる。

◆大迫勇也(ケルン:11位)12試合出場 1ゴール 2アシスト Kicker平均:4.0
第2節でゴールを決めるも、その後は得点を決められずスタメン落ち。出場機会も限られ苦戦している。チームの得点力不足で苦しんでいるだけに、後半戦は大迫のゴールがカギを握る。

◆細貝萌(ヘルタ・ベルリン:13位)16試合出場 1アシスト Kicker平均:4.07
開幕から主力として出場しているが、チームも安定感を欠いた戦いが続いており、昨季のような活躍ができていない。今週は累積警告のため出場停止だが、チーム浮上には欠かすことができない存在。

◆原口元気(ヘルタ・ベルリン:13位)10試合出場 1アシスト Kicker平均:4.08
開幕スタメンで1アシストを記録するも、その後のケガで控えに甘んじる状況が続いている。先発は5試合にとどまり、中断前は出場機会も減っている。

◆酒井高徳(シュトゥットガルト:15位)13試合出場 1アシスト Kicker平均:4.13
開幕スタメンでスタートしたが、序盤はやや低調。第8節以降はスタメンを外れる試合も出てきたが、前半最後の3試合は先発フル出場。アジアカップも全試合出場。後半戦に期待したい。

◆長澤和輝(ケルン:11位)1試合出場 Kicker平均:なし
7月のケガで出遅れ、出場機会は第7節の9分のみとなっている。昨シーズンの1部昇格の立役者だけに今後の巻き返しが期待される。

◆丸岡満(ドルトムント:17位)1試合出場 Kicker平均:なし
C大阪から期限付き移籍中。現在は3部リーグのU-23チームでプレーしているが、第4節にトップチームで10分プレー。ブンデスリーガデビューを飾った。

第18節のみどころ

ウィンターブレイクの期間中、長谷部誠、乾貴士、香川真司、岡崎慎司、清武弘嗣、酒井高徳の6人はアジアカップを戦う日本代表に選出され、オーストラリアへ。しかし、日本代表は準々決勝で敗退し、不本意ながら後半戦の開幕に間に合うこととなった。ただ、チームに合流して1週間程度のため、今節の出場はコンディションによるだろう。

また、代表に選出されたものの、ケガで辞退していた内田篤人は1月18日にチーム練習に合流。24日には練習試合に出場し、今週末の出場が見込まれている。シーズン序盤はもたついたものの、5位で折り返したシャルケ。9ゴールをあげたチュポモティングを中心とした攻撃陣は決定力もあり、後半戦も期待される。

そのシャルケと対戦するのは清武、酒井宏の所属するハノーファー。いきなりの日本人対決となる。チームでの存在感を見せ、アジアカップを戦った清武と、苦戦が続く酒井宏のパフォーマンスに注目したい。

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