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【なんでもベストイレブン】W杯より合コンだ!試合前に覚えておきたい合コンサッカー用語ベストイレブン

2014.07.14

 なんでもベストイレブンは、この世にあるありとあらゆるものの最強の11人(ときに人間ではなくモノも)を選び、サッカー風に語る実にくだらない企画であります。「こんなベストイレブンをやってほしい」とのリクエストは、コメント欄にいただけると幸いです。
 

第六回 試合前に覚えておきたい合コンサッカー用語ベストイレブン

 
文=タツ

 日本代表が負けた! ワールドカップは終わった! いつもより早く家へ帰って早く寝て、深夜、早朝に起きる生活ももう終わり。俺達は次の試合、そう、次の合コンを楽しみにして日常生活へ戻るのだ。

 W杯は4年に一度、世界中の選ばれしトッププレーヤーが戦う祭典だが、俺達もいつ合コンという戦いの場に招集されるか分からない。サッカー好きならば、代表招集レター、すなわち合コンお誘いメールがいつ来てもいいように、『合コンサッカー用語』を覚えておくのは大人の嗜みというもの。

 これさえ覚えておけば、おおっぴらに女子の前で合コンの話をしていても「男子ってまだワールドカップの話をしているのね」と、呆れられるだけで済むのだ。

 まずは必要不可欠な基礎用語を抑えつつ、合コンサッカー用語ベストイレブンを紹介したい。

【覚えておきたい合コンサッカー基礎用語】
・監督→幹事
・Aマッチ→合コン
・試合→合コン
・代表招集レター→合コンのお誘いメール
・パス→会話

■合コンサッカー用語ベストイレブンyorunoninki
FW/スーパーサブ・ファン バステン・プルアウェイ
MF/専スタ・クラッキ・接近、連続、展開・ギャラクティコ
DF/フィジカルコンタクト・ラインディフェンス・マンマーク
GK/ダイレクトプレー
■ダイレクトプレー
(GK)

サッカーではワンタッチプレーのことを指すことが多いが、本来はシンプルに相手の守備ラインを崩す、ゴールに直結したプレーという意味。合コンの場合は“下ネタ”を指すことになる。“下ネタ”はまさにゴールに直結するプレーではあるが、試合の立ち上がりからいきなり下ネタをぶちかましても相手は崩れない。アルコールが回ってきた後半の勝負ポイントで、ウィットに富んだダイレクトプレーが求められる。
(例文)『後半はダイレクトプレーとワンタッチプレーを織り交ぜながら、オフサイドに気をつけて攻めよう』
(意味)『アルコールが回ってきたら下ネタとボディタッチを織り交ぜながら攻めつつも、暴走はしないように』

■ラインディフェンス
(CB中央)
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合コン会場に着いて、図のようにすでに先に女子が片側にずらっと一列に並んでいる守備戦術。対戦相手が3人の場合は“フラットスリー”、“トルシエ式”などとも呼ぶ。こうなると立ち上がりから堅い試合になることが多く、崩すのが難しいしパスも回らない。崩していくにはハーフタイムでポジションチェンジ(席替え)を提案し、ギャップを作っていくこと(つまり男子が女子の間に入っていくこと)が重要となってくる。

■マンマーク(CB右)
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図のように男子が内側のポジションを取り、外側に女子を追いやる座り方。こうすることで女子同士が連携を取りづらくなり、ディフェンスを緩くすることができるのだ。また、会話が全体に共有されにくいので込み入った話で口説くこともできるメリットがある。逆に先に女子が積極的に内側のポジションを取りマンマークを敷いてくることもあるが、こういうタイプはほぼ間違いなく“CL出場クラス”のやり手で、合コン慣れてしていることが多い。ちなみに『CL』とは週末開催ではない平日開催の合コンを指す。CL出場クラスはそれだけ試合数をこなしているということが言える。

■フィジカルコンタクト
(CB左)

そのままのとおりボディタッチを指す。元日本代表ジーコ監督も指摘したように日本のサッカー男子は、フィジカルコンタクトに弱いのである。ちなみに「あの娘はフィジカル強い」と言った場合は巨乳を指す。

■接近、連続、展開
(ボランチ)

南アフリカワールドカップを率いた岡田武史監督が代表監督就任当初に掲げたコンセプト。接近は相手幹事に連絡を取ること。連続は合コンそのもの。展開はその合コンで初めて知り合ったひとに、また別のメンバーで合コンを開催してもらうこと。これを繰り返すとポゼッションのためのポゼッションに陥りやすくなる。次の合コンをするためにまた合コンをするという負のスパイラルは、中々ゴールが決まらない。まさに岡田ジャパンが抱えた問題と同じである。

■専スタ
(左MF)

サッカー専用スタジアムではなく、合コンばかりが行われているお店の呼称。個室だったり、間接照明だったり、綺麗で雰囲気のいいお店が多いが、店員は合コン客ばかりを相手にしているので接客がぞんざいな可能性が高い。東京の恵比寿周辺は専スタの宝庫。自分がAマッチでもないのに、間違えて専スタのお店に入ってしまった時は、あくまで観客に徹しよう。

■ギャラクティコ
(右MF)

スペイン語で「銀河系」という意味であり、スター軍団のレアル・マドリーを形容するときに用いられた。合コンでは対戦相手の女子のルックスレベルが押しなべて高い時を指す。派手目なメイクや、髪を巻き巻きしている女子が揃った場合は“ギャル”クティコになる。

■クラッキ
(トップ下)

ポルトガル語で「優れた個を持つ名選手」という意味だが、合コンではずばり可愛い娘を指す。可愛いレベルがずば抜けている場合は「スーペルクラッキ」という最上級の表現もある。

■スーパーサブ
(左ウイング)

合コンに大幅に遅刻して参加する選手を指す。限られた時間で結果を出すためには、積極的なプレーが求められるため、駆けつけイッキなどをやらされることが多い。スピードがある(イッキが速い)、テクニックがある(笑いが取れる)などの分かりやすい個性がないと途中から試合の流れに入っていくのは難しい。すでに試合の大勢が決まってしまっている場合は、投入された意味を見出せず、冷めた料理を片付けるのが仕事となる。

■プルアウェイ
(右ウイング)

サッカーではボールを持っていない選手が、自分をマークしている選手の視界から一旦消える動きを指す。いわゆる“消える動き”。合コンでは一次会から二次会に行く時に、一人の女子を引き連れてみんなとは別の店に行く高度な戦術テクニック。

■ファンバステン
(センターフォワード)

オランダ史上最高のセンターフォワードと呼ばれ、90年代を代表するストライカーは「9人のビューティフルウーマンとの成功(性交)と、10人の平凡な女性との成功、どちらかを選べというなら僕は迷わず10人のほうを選ぶ」と言い放った。例え対戦相手にクラッキがいなくとも、積極的に仕掛けるファンバステン・タイプの選手は、監督にとって欠かせない。ファンバステン・タイプには招集レターが多く届くはずだ。

 今回紹介したベストイレブンはあくまでオーソドックスなもの。有名なオシム語録に「合コンとはサッカーであり、サッカーとは人生であり、人生とは合コンであります」と、あるとか、ないとか。合コンに生き続けること、それがサッカーにもつながっていくのです(意味不明)。

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