2013.08.11

既存戦力と東アジア組の融合、サムライたちの新たな可能性を過去の発言から探る

8月14日に宮城で行われるキリンチャレンジカップ2013のウルグアイ戦。これまで主力を担ってきたコンフェデレーションズカップのメンバーに、東アジアカップ2013を制した10人のメンバーが新たに加わった。ワールドカップ・ブラジル大会を約300日後に控え、既存戦力と東アジア組はどんな融合を見せるのか。過去の発言が示す成功の思考法がきっと、新たな可能性を示してくれるはずだ。

「『徳島での3年間がポイントやった』って胸を張って言えます」
――柿谷曜一郎(セレッソ大阪/MF)

2006年、クラブ史上最年少の16歳でC大阪とプロ契約。早くから将来を嘱望されたが、度重なる遅刻などを理由に、2009年にJ2徳島への期限付き移籍を命じられた。“天才”と称されたヤングスターにとって“都落ち”は屈辱だったはずだが、日の当たらない舞台での3年間で、腐らず、自分の課題にしっかり向き合ったことで大きな成長を遂げた。

「周囲に助けてもらうためには、まず自分が周囲を助けなければならない」
――豊田陽平(サガン鳥栖/FW)

「周囲の助けがないとゴールを挙げられません」とコメントし、「すべての部分でレベルアップが必要ですが、特にチームメートを助けるプレーをもっとしていきたい」とも語っている。自らの強みや弱みを深く考え抜き、認識しているからこそ「周囲に助けてもらうために、助ける」という発想が生まれたのだろう。相互に支え合うグループは強固な集団になり得る。

「言わなければならないことは、年齢に関係なく言う。それが僕のポジションの仕事の一つだと思っています」
――森重真人(FC東京/DF)

「ピッチ上では年齢は関係ない」とよく言われるが、サッカー界には縦社会の側面もある。それでも、そのジレンマを振り切り、摩擦を覚悟してでも意見をぶつけなければならない時もある。「年齢が下だからと言って気を使えばチームに迷惑が掛かるし、自分も楽しくない」と語る言葉には、グループとしての成功を収めるための決意が集約されている。

「単純に“てっぺん”が見たいだけなんです」
――本田圭佑(CSKAモスクワ/MF)

自らに高い要求を課し、常に成長を続ける本田の原動力は、極めてシンプルなもの。「ただサッカーが好きで、サッカーで誰よりもうまくなりたいという気持ちだけ」とも言う。時にビッグマウスと評されることもある発言も純粋な野心があるからこそで、「単純に“てっぺん”が見たい」という強烈な上昇志向が進化への努力を支えている。

「自分は天才じゃない。だから、努力するしかないんです」
――長友佑都(インテル/DF)

天賦の才能がなければ、能力を高めるために汗を流し続けるしかない。長友自身もプロ以前は特に脚光を浴びた存在ではなかったが、愚直な努力を繰り返すことによって世界で活躍するまでに至った。発明王トーマス・エジソンが「天才とは1%のひらめきと99パーセントの努力」と述べたように、ほとんどの人間にとってひたむきな姿勢は不可欠だ。

「チームあっての僕だなっていうのは、やってて思いますね」
――長谷部誠(ヴォルフスブルク/MF)

2005年、プロ4年目の発言。「チームの調子が良い時は、個人の気持ちや体も一緒についていける部分があります」と語り、グループの状態が良ければ自身の調子が自然と上がっていくと明かした。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という考えにも通じるこの姿勢が、日本代表でキャプテンの重責を担うまでの成長を支えたのだろう。

「物事に取り組む上で何よりも大切なのは、『準備すること』だと思っています」
――川島永嗣(スタンダール・リエージュ/GK)

「段取り八分、仕事二分」という言葉があるように、一般的にも任務を確実に完遂するには周到な準備が必要とされている。川島が語っているのも同じこと。実業家であり作家でもあるデール・カーネギーは「幸福は毎月やって来る。だがこれを迎える準備ができていなければ、ほとんど見過ごしてしまう。今月こそ幸福を見逃すな』という言葉を残している。

「要するに、普通の顔してすごいことやりたいんですよ」
――内田篤人(シャルケ/DF)

ドイツでは「『こんなに頑張りましたよ』とか、『こんなに痛いのに頑張りました』とかが多くて、そういうのはあんまり好きじゃない」と語る。内田が好きな漫画のキャラクターは『スラムダンク』の流川楓。クールな顔でスーパープレーを連発する人気選手だ。表情を歪めることなく結果を出し続けるという生き方もまた、魅力的と言える。

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 本田圭佑、香川真司、長谷部誠、長友佑都、内田篤人、川島永嗣、遠藤保仁、吉田麻也……サッカー日本代表でプレーする選手を始め、日本サッカー界のトップレベルで活躍する選手たちの222個の印象的な発言を収録した書籍が登場。成功を収めるための哲学が満載で、仕事やプラーベート上でも非常に役立つ一冊。大舞台で活躍するサッカー選手たちの生き方から学ぼう!

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目次

第1章 さらなる成長のために
第2章 迷わず挑みゆく
第3章 苦しんでこそ
第4章 強い気持ちを持って
第5章 ひたむきな努力で
第6章 組織で生きる
第7章 結果の出し方
第8章 一流であるべく

成功の思考法を伝える選手たち

阿部勇樹/家長昭博/石川直宏/伊藤 翔/稲本潤一/乾 貴士/岩政大樹/宇佐美貴史/内田篤人
梅崎 司/遠藤保仁/扇原貴宏/大久保嘉人/大津祐樹/大前元気/岡崎慎司/小笠原満男/小野裕二
香川真司/柿谷曜一朗/加地 亮/梶山陽平/柏木陽介/金崎夢生/河合竜二/川口能活/川島永嗣
栗原勇蔵/興梠慎三/権田修一/今野泰幸/酒井高徳/酒井宏樹/佐藤寿人/鈴木大輔/鈴木啓太
高木善朗/高萩洋次郎/高橋秀人/田中順也/田中達也/田中隼磨/田中マルクス闘莉王/玉田圭司
坪井慶介/豊田陽平/永井謙佑/中澤佑二/中田浩二/長友佑都/中村俊輔/中村憲剛/中山雅史
楢崎正剛/長谷川アーリアジャスール/長谷部誠/原口元気/兵藤慎剛/藤本淳吾/細貝 萌/本田圭佑
前田遼一/槙野智章/松井大輔/三浦知良/水沼宏太/宮市 亮/明神智和/本山雅志/茂庭照幸
森重真人/森脇良太/安田理大/山瀬功治/山田直輝/山田大記/山村和也/吉田麻也/李 忠成/渡邉千真

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