2012.06.18

Predator Lethal Zones PLAYER FOCUS:ロビン・ファン・ペルシー

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drive zone[イングランド得点王のシュートの極意]Special INTERVIEW ロビン・ファン・ペルシー
Predator Lethal Zones PLAYER FOCUS dribble zone : NANI

僕がゴールを決めたいと思うのはチームを勝たせる手段だからだ。

 フランスの名将は彼を「攻撃のオールラウンダー」と表現した。オランダの知将は「すべてを備えたFW」と呼んだ。若くして世の注目を集めたロビン・ファン・ペルシーは、その後も年々成長を続けている。センターフォワード、両ウイング、セカンドトップ、サイドMFと、こなせるポジションは実に多彩だ。それでも彼は“便利屋”という枠に収まることなく、ゴールという成果でチームに貢献している。

 近年の最大の変化はゴール数だ。2011-12シーズンの国内リーグでは30ゴールを記録して得点王。チャンピオンズリーグや国内カップ戦も含めると、公式戦の総得点は37にもなった。

 もっとも、ファン・ペルシー自身は満足していない。センターフォワードとして覚醒の時を迎えた今も、その先の目標を見据えている。クラブと代表のタイトル獲得に貢献すること。それが彼の、唯一にして最大の願いなのだ。

今の僕があるのはみんなのサポートのおかげ

国内リーグ得点王。この称号はなかなかに価値のあるものだと思うけど、シーズンを終えての満足度はどれぐらいかな?

ファン・ペルシー それほどでもないよ。僕たちはタイトル獲得を目標に掲げてシーズンをスタートさせた。結局、何のタイトルも持たずにゴールしたわけだからね。得点王のタイトルは、僕が望む成功とは異なる。チームのタイトルが欲しいんだよ。

しかし、タイトルを獲得できるのはほんの数チームに過ぎない。無冠に終わったからって何も成果がなかったと考えるのでは寂しすぎるんじゃないかな?

ファン・ペルシー そういう意味なら、チームが向上していく上で、自分が重要な役割を演じることをポイントにしたいな。ゴールはあくまで、その手段の一つ。何も僕が一人ですべてをするつもりはないんだ。

それでも、ゴールを決めてうれしくない選手はいない。ゴールを積み上げていく間は気分が高揚しただろう?

ファン・ペルシー まあ、チームの勝利に直結する劇的なゴールもあったからね(笑)。シーズン途中で、あまりのハイペースに少し怖くなったこともある。これだけ多く得点したのは初めてだったわけだし(笑)。仲間に感謝しなきゃならない。今の僕があるのは、みんなのサポートのおかげだから。

どこまでも謙虚だね。

ファン・ペルシー も、自分を偽ってはいないよ。僕がゴールを決めたいと思うのは、それがチームを勝たせる手段だからだ。僕のプレーをしっかり見てくれているファンには、そのことがよく分かっているはずだよ。実際、僕の役割はゴールだけじゃない。アシストも狙うし、守備でも手を抜かなし。

以前、ゴールに対する意識の変化について語っていたよね。昔は芸術的なゴールを狙っていたけど、今は全く違うと。

ファン・ペルシー そうだね。以前の僕はスペクタクルなプレーを何よりも優先していた。ゴールには“芸術点”が存在して、ヒールキックやダイレクトボレーだと高得点がもらえるようなつもりでいたんだ。でも、今は何だって構わない。どんな形でも1点は1点だ。それが2回起こればなお歓迎だよ。

何が君の意識を変えたんだろう? それは“サッカー観”のようなものだから、意識すればすぐ変わるというものじゃないと思うんだけど?

ファン・ペルシー もともと、その重要性は頭では理解していたんだ。ゴールの芸術性よりも、自分がチームのために何をするのかってことだね。若い選手はまずチャンスをモノにして、自分の力を認めてもらう必要がある。でもその次のステップは、チームがベストパフォーマンスを発揮するために何ができるかを考えてプレーすることだ。それは味方をサポートする動きだったり、常にある一定のレベルでプレーすることだったりする。数試合良いプレーをしても、破滅的なミスをするようじゃ責任を果たしたとは言えない。

頭では分かっていたことが、実際に行動に移せるようになったのはどうしてだろう?

ファン・ペルシー うーん……自分が大きく成長するためには何が必要なのか、経験を積むことで見えてきたんだ。遠回りもしたけど、それも必要な出来事だったと思っているよ。

じゃあ、あとはもう怖いものなし?

ファン・ペルシー だったら最高なんだけどね(笑)。でも、もっともっと向上しなきゃならない。100パーセント満足できるとしたら、すべてのチャンスをゴールに結び付けることができた時だろう。たくさんのゴールを挙げたけど、外したシュートだってかなりあるんだ。

ところで、今回は新しいスパイクの話もしたいんだ。新しいプレデターについてどう思う?

ファン・ペルシー 素晴らしいの一言だね。現代のサッカーでトッププレーヤーになろうと思ったら、オールラウンダーとしての要素が不可欠となる。バランスの取れた基礎スキルがあって始めて、自分の長所を十分に発揮できるようになるんだ。今回のプレデターは、まさにそのためのスパイクだよ。5つのゾーンは精度やパワー、コントロールを高めるように設計されている。そこには、僕たちプロ選手の意見も反映されている。僕たちの考えがそのまま形になったスパイクなんだ。

スキル解説 ファン・ペルシーの枠を捉えるシュート

ドライブゾーンを駆使してシュートの応用力を高める
ファン・ペルシーの得点数アップの秘密は“シュートの応用力”にある。誰もが自分の得意なシュートパターンを持っているが、相手DFのマークを受ける実戦では、練習のようにシュートを放つことはできない。そこで求められるのが万全ではない体勢で精度を保つ“応用力”だ。ファン・ペルシーはDFを腕でブロックしながら反対の足でボレーを放ったり、トップスピードから急ブレーキをかけてシュートを打ったりと、万全とは言えない体勢でもしっかりとボールを捉える技術を備えている。「プレデター リーサル ゾーン」のドライブゾーンは、左右どちらの足からでも強烈かつ高精度のシュートを放つファン・ペルシーを強力にサポートする。

[シュート]のスキルアップ・アドバイス

point 1 シュートは正確性を重視する
シュートチャンスだからと言って全力で蹴る必要はない。シュートのテクニックはパスの延長だ。まずはゴールやGKの位置を確認して、狙いを定める。そして、狙ったところへ正確にキックするように心掛けよう。
point 2 ペナルティーエリア内では……
ペナルティーエリア内では時間とスペースが限られた状況でのプレーを強いられる。ペナルティーエリア内でラストパスを受ける時は、スムーズにシュートできるように正確なファーストタッチを意識しよう。
point 3 低い弾道のシュートを打つ
ボールを低く抑え、ゴールの隅へとコントロールされたシュートはGKにとって最もセーブしにくい。ゴールの確率を上げたいのなら、低く鋭い弾道のシュートを打てるように日頃からトレーニングしよう。

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