2014.08.14

第1回全日本ユース(U-18)フットサル大会


公益財団法人 日本サッカー協会
会長 大仁 邦彌

 フットサルの普及とU-18年代の選手の育成・強化を図ることを目的に創設された本大会は、株式会社フロムワン様の特別協賛を得て、『全日本ユース(U-18)フットサル大会 presented by BallBall』という名称で開催されます。

 フットサルに情熱を傾け、トレーニングに励んできたユース世代の皆さんは、この開幕の日を楽しみにしてきたのではないでしょうか。

 フットサル人気の高まりとともにレベルも急速に高まっており、フットサル日本代表は今年、AFCフットサル選手権において初の連覇を成し遂げました。アジアでは、イランと日本が覇権争いを繰り広げてきましたが、近年は、タイやウズベキスタンなどのライバルの躍進もあって厳しい戦いを強いられるようになりました。レベルアップするアジアの中で日本が新たな金字塔を打ち立てたことは、非常に喜ばしいことです。

 2016年のFIFAフットサルワールドカップに向けて世代交代が進み、フットサル関係者も皆さんのパフォーマンスを興味深く見守っています。一方の女子フットサルも、女性プレーヤーの増加やエンジョイ5などの盛り上がりもあってポテンシャルは高く、女子サッカー同様に今後、益々発展していくでしょう。

 日本サッカー協会としましては、今後もグラスルーツとトップレベルの強化を両輪に環境整備と選手育成に取り組んでいきたいと考えています。

 世界中が熱狂したFIFAワールドカップの余韻もまだ冷めやらぬ時期とあって、本大会も白熱したゲームが繰り広げられることでしょう。選手の皆さんは、日頃の練習の成果を遺憾なく発揮し、フェアでリスペクトあふれる戦いでフットサルの魅力を多くの人に伝えてほしいと思っています。

 最後になりましたが、本大会の開催にあたりご尽力いただいた関係者の皆様に心から御礼申し上げます。

名称

第1回全日本ユース(U-18)フットサル大会 presented by BallBall

主催

公益財団法人日本サッカー協会

主管

公益財団法人東京都サッカー協会

後援

文部科学省

特別協賛

株式会社フロムワン

協賛

株式会社クレディセゾン、ゼビオグループ、ソニーマーケティング株式会社、日本航空株式会社

協力

株式会社モルテン

開催日

2014年8月28日(木)〜8月31日(日)

会場

東京/大田区総合体育館、墨田区総合体育館

参加チーム数

参加チームは、次の各号により選出された16チームとする。
(1)9地域サッカー協会から各1チーム
(2)開催地都道府県サッカー協会から1チーム(東京都)
(3)2012年度フットサル個人登録の登録者数上位6地域から各1チーム
  北海道:1、東北:1、関東:1、東海:1、関西:1、九州:1

大会形式

<1次ラウンド>
16チームを4チームずつ4グループに分けてリーグ戦を行い、各グループ上位2チームの8チームが決勝ラウンドへ進出する。順位は、グループ内の勝点合計の多いチームを上位とする。勝点は、勝ち3、引分け1、負け0とする。ただし、勝点合計が同じ場合は、以下の順序により決定する。
 (1)当該チーム内の対戦成績
 (2)当該チーム内の得失点差
 (3)当該チーム内の総得点数
 (4)グループ内の総得失点差
 (5)グループ内の総得点数
 (6)下記に基づくポイント合計がより少ないチーム
  (ア)警告1回:1ポイント
  (イ)警告2回による退場1回:3ポイント
  (ウ)退場1回:3ポイント
  (エ)警告1回に続く退場1回:4ポイント
 (7)抽選
<決勝ラウンド>
8チームによるノックアウト方式で行う。なお、準決勝敗者同士による3位決定戦を行う。

競技会規定

大会実施年度の「フットサル競技規則」による。以下の項目については、本大会で規定する。
(1)ピッチ 原則として、40m×20mとする。
(2)ボール 試合球:フットサル 4号ボール
(3)競技者の数
競技者の数:5名
交代要員の数:7名以内
ピッチ上でプレーできる外国籍選手の数:2名以内
(4)チーム役員の数 3名以内
(5)試合時間 40分間(前後半各20分間)のプレーイングタイムとし、ハーフタイムのインターバルは15分(前半終了から後半開始まで)とする。
(6)試合の勝者を決定する方法
(試合時間内で勝敗が決しない場合)

 (1)1次ラウンド:引き分け
 (2)準々決勝、準決勝、3位決定戦:PK方式により勝敗を決定する。PK方式に入る前のインターバルは1分間とする。
 (3)決勝:10分間(前後半各5分間)の延長戦を行い、決しない場合はPK方式により勝敗を決定する。延長戦に入る前のインターバルは5分間とし、PK方式に入る前のインターバルは1分間とする。

表彰

(1)優勝、準優勝、第3位のチームを表彰する。
(2)フェアプレー精神の育成・向上のため、フェアプレー賞を本協会の選考基準に従い選考し、トロフィーおよび副賞を授与する。フェアプレー賞はチーム単位とし、ベスト4に進出したチームの中から選考される。