[ワールドサッカーキング 12.01.17(No.197) 掲載]
12月にはクラシコに続きバルセロナが来日と、年末に向け注目が高まるスペインサッカー。「バルサ戦とレアル戦は全部見る」という手越君が、リーガ・エスパニョーラについて熱く語ってくれました!!

バルサ、レアルの試合は全部見てます。あと、バレンシアの試合も時間があったら見てますね。バルセロナが少しもたついて、面白い展開になっていますよ。
それにしても、今シーズンはレアルが強いなあ。ちょっと格が違いますね。もう野球みたいな点の取り方をしてるじゃないですか。7点とか8点とか、唖然としますよ。
今シーズンのレアルはなぜあそこまで点が取れるのか。やっぱり一番の得点パターンはショートカウンターですけど、バルサに比べ、レアルはみんな身体能力が高いですよね。単純に足が速いし、大柄な選手が多い。セットプレーでも点が取れて、相手が自陣に引いてもミドルが狙える。攻撃のバリエーションの多さはバルサ以上だと思います。
そうそう、モウリーニョ監督って就任2年目にすごい成績を残すんですよね。ポルトでもインテルでも、3冠達成したのは2年目だったし。 去年のレアルはうまく機能しない時期もあった。その点でも、明らかに今シーズンのチームのほうが強いと思います。1年目の課題を2年目には確実に修正する監督なんでしょうね。過去のレアルと比べても、今が一番強いんじゃないかな、と思うほどです。ユニフォームもカッコいいし(笑)。
あと、不調の選手が少ないのにも驚かされます。ディマリアがケガしちゃったのが残念ですけど、カカーもシャヒンも戻って来たし、コエントロンも調子が良い。イグアインもサブなのにゴールを決めまくってるし……点を取る時は必ずハットトリックするイメージですよね、ロナウドもイグアインも(笑)。これだけの選手たちを全員機能させるんだから、モウリーニョ監督の手腕って改めてすごいと思いますね。
WSK 中でもロナウドが絶好調ですよね。手越君が見る彼のすごさは?
ロナウドと言えば、40ゴールを記録して2010-11シーズンのゴールデンシューを受賞しましたけど、この11月に表彰式があったんですよね。
昨シーズンと比べて、今シーズンのロナウドは体幹がしっかりしたと言うか、更にバランスが良くなったと思います。トラップも相変わらずうまい。トラップの時だけはすごく丁寧で、ダイナミックから一瞬繊細になるんですよね。
よくある論争ですけど、じゃあロナウドとメッシはどちらが上かと聞かれたら、僕はメッシを推します。やっぱりメッシ(笑)。メッシはすべての相手から満遍なくゴールを挙げているイメージがあるんです。一方のロナウドは格下から3、4点ドーンと取ってるイメージ。弱い相手に容赦しない(笑)。あと、ロナウドはPKが多いですよね。自分が取ったPKだけじゃなくて、チームメートが獲得したPKも多いし。
いろいろ理由を付けてますけど、結局メッシが好きなんですよね。身長も自分と近いから親近感があって。小さな選手が大きな選手を翻ろうするような、彼のプレーは本当に見ていて興奮するんです。
<誌面に続く>
「後継者」発掘ファイル
2011年11月17日(木)発売今号の特集は「後継者発掘ファイル」。「後継者」を探す試みは、それが意味のない遊びだとしても、サッカーファンの好奇心をくすぐるものです。リオネ ル・メッシがどれだけ否定しようと、人々は彼をディエゴ・マラドーナの「後継者」と呼ぶことをやめないだろうし、数年後にはメッシの「後継者」探しに躍起 となることでしょう。
サッカー史とはピッチを彩った英雄たちの系譜のこと。かつての名手を心に刻み、若き逸材たちの飛躍を夢見ながら、楽しい「後継者」探しを始めてみましょう!
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