2013.09.05

<インタビュー>遠藤保仁「状況に応じた最善の選択をできるプレーを増やしていければいい」

ガンバ大阪の華麗な攻撃サッカー、その伝統的スタイルを支えるumbro

umbro×GAMBA 遠藤保仁スペシャルムービー

状況に応じた最善の選択をできるプレーを増やしていければいい

――どういったプレーでチームの勝利に貢献したいと考えていますか?

遠藤保仁 毎試合、自分のその時その時の100パーセントの力を出し切りたいと思っていますし、もちろんそれですべてうまくいくとは思っていないですけど、自分のやるべきことだったり、チーム状況に応じて最善の選択をできるプレーを増やしていければ、いいんじゃないかなと思っています。

――ご自身のプレーの特長を出すために、スパイクに求めることとは?

遠藤保仁 常に一緒に、プレーと言ったら変ですけど、常に身に着けているものなので、やっぱり履きやすさだったり、フィット感だったり、そういうところはやっぱり一番重要視したいと思っています。

――フィット感というのは、走っている時、あるいはキックする時、どちらを重要視しますか?

遠藤保仁 僕の場合はどちらもです。やっぱり、一番ボールに触わる機会が多いですし、常に走り続けていかなきゃいけないので、どちらも高いレベルで、それができれば一番いいのかなと思っています。

――着用している『ジオメトラⅡ』のインサイド部分には、「Aフレーム」という特殊な素材が使用されていますが、この部分の感触はいかがですか?

遠藤保仁 インサイドを一番使うので、非常にいいサポートをしてもらっているというのを感じます。ボールも滑らないですし、蹴った感じも非常に蹴りやすいので、特に、よくパスを出す選手にとっては本当にありがたいスパイクだと思います。

――アッパーのキッキングゾーンには、グリップ力に優れたラバーライズド素材が採用されています。その効果は感じていますか

遠藤保仁 僕は、特に雨の日というか、自分たちのホームでやる時は毎試合水を撒いていますし、毎試合、ホームは雨が降っているような感じなので滑らないようにしてくれているのは、インパクトの時に全然違うので、自分自身はフリーキックも蹴りますし、ボールが滑らないというのはありがたいというか、いいサポートをしてもらっているなと思います。

――『ジオメトラⅡ』を手に取るプレーヤーにメッセージを。

遠藤保仁 年々、アンブロも進化していると思いますし、履きやすさだったり、キックの時の感触だったり、いいスパイクになっていると思うので、たくさんボールに触ってアンブロのスパイクを履いて、たくさん子どもたちがサッカーしてくれると、うれしいなと思っています。

パスやボールタッチを武器とするあらゆるプレーヤーをサポート

 言わずと知れたガンバ大阪の大黒柱、遠藤保仁。ピッチを縦横無尽に駆け回り攻守に貢献する明神智和。ボランチでコンビを組むことも多いベテラン2人は、豊富な経験に基づく巧みなゲームメーク術で試合をコントロールする。そんな2人の足元を支えるのが『ジオメトラ Ⅱ』だ。

 コントロールをコンセプトに開発された最新モデルは、アッパーのインサイド部分に特殊素材を採用した「Aフレーム」を配するなど正確なコントロールを実現するのための機能が満載。パスやボールタッチを武器とするあらゆるプレーヤーを手助けするハイスペックモデルとなっている。ガンバ大阪ユース期待の平尾 壮と和田一真も『ジオメトラ Ⅱ』とともに、さらなる高みを目指す。

ジオメトラⅡ MF

遠藤保仁「ガンバ大阪アカデミー出身者は基本技術が高い」

――ガンバ大阪ユース出身者選手の特徴は?

遠藤保仁 もともと高いレベルの選手がユースには多いので、技術的な部分でしっかりした選手が多いという印象は受けています。常にハングリーな気持ちを持ってやってくれているとは思うので、さらに、良い選手がどんどん入ってきてくれるとうれしいなと思います。

――普段の練習を見て、基礎技術の高さを感じているということでしょうか。

遠藤保仁 歴代の選手を見てもそうですし、最近入ってきた選手を見ても、基本技術は高いレベルを保ってるとは思うので、昔も今も、変わらずそういう気持ちは持っていますね。

光り輝くタレントを輩出し続けるガンバ大阪アカデミー

 攻撃サッカーを代名詞とするガンバ大阪。クラブ史上初の2部リーグを戦う今シーズンも絶対的司令塔の遠藤保仁を中心とした魅惑のパスサッカーを披露。爆発力のある攻撃を見せつけ、リーグ最多得点を挙げて順調に白星を積み重ねている。

 脈々と培ってきたクラブ伝統の攻撃サッカーが機能する背景の一つには、ガンバ大阪アカデミーの存在がある。これまでに数え切れないほどのプロ選手を輩出し、日本屈指の育成組織として名高いガンバ大阪アカデミーだが、現在のトップチームには13名もの選手を送り込み、リーグ戦第17節の栃木戦ではスタメンの11人中、実に7名がアカデミー出身選手で占められた。

 なぜ、ガンバ大阪アカデミーは優秀な選手を輩出し続けられるのだろうか。その理由の一つには、一貫指導体制が挙げられる。ジュニア、ジュニアユース、ユースと連なる育成組織において、優れた指導者を配置しつつ、《真のプロフェッショナルプレーヤーの育成》を標語にした一貫指導体制を確立。アカデミー出身選手はトップ昇格後、伝統的な攻撃サッカーのスタイルになじみやすく、自身の能力も発揮しやすいという大きなメリットを得られる。

 加えて、名門ならではの強みも大きい。ガンバ大阪ユースは過去に何度も全国大会を制覇しており、高いレベルを求める優秀な選手が全国から集まってくる。現在も高校生年代最高峰のリーグに属し、若き才能が切磋琢磨しながら技を磨き続けている。そして、umbroはウエア、スパイクなど用具面を全面的にサポート。ガンバの未来を担う逸材たちの成長を後押ししている。

ガンバ大阪ユース 期待のタレント

光り輝くタレントを輩出し続けるガンバ大阪アカデミー
[写真]=CORACAO 梅原沙織

左:FW 平尾 壮(2年生)
キレ味鋭いドリブルで敵陣を切り裂くチャンスメーカー。繊細なボールタッチと俊敏性を武器に左サイドで躍動。カットインからのフィニッシュにも磨きを掛ける
右:DF 和田一真(3年生)
高さ、うまさ、速さをバランス良く兼備したセンターバック。とりわけ、空中戦には強さを見せセットプレー時は得点源としても機能。ビルドアップの面でも貢献する

光り輝くタレントを輩出し続けるガンバ大阪アカデミー
[写真]=CORACAO 梅原沙織

左:MF 小川直毅(3年生)
50メートル6秒前後の快足を生かして右サイドを疾走する、スピードスター。好機に絡んでフィニッシュシーンを演出するだけでなく、自らも積極的にゴールを狙う
右:DF 内田裕斗(3年生)
タイミングの良い攻撃参加から繰り出す鋭いクロスが最大の持ち味。キャプテンとしてチームを束ね、精神的支柱の役割もこなす。将来の日本を背負って立つ逸材

光り輝くタレントを輩出し続けるガンバ大阪アカデミー
[写真]=CORACAO 梅原沙織

左:FW 中村文哉(2年生)
重心の低いドリブルと正確なシュートテクニックを武器とするストライカー。ボールを呼び込むオフ・ザ・ボールの動きにも秀でる。2年生ながらエースとして君臨
右:MF 井手口陽介(2年生)
卓越したテクニックを備え、正確なパスを駆使してゲームを作る司令塔タイプ。攻撃センスを発揮しつつ、守備も献身的にこなすなど攻守両面において不可欠な存在