2013.03.26

日本で本格始動!ウォーリアがサガン鳥栖とユニフォームサプライヤー契約

日本で本格始動!ウォーリアがサガン鳥栖とユニフォームサプライヤー契約


Photo by SAGAN.DREAMS.CO.,LTD.

「サッカーは優等生のお遊びではない。欲望であり情熱だ。そして、それはウォーリアそのものだ」

 昨年、リヴァプールと契約を締結した際に、そう高らかに宣言したアメリカのスポーツブランド『ウォーリア』が、日本で本格始動する。

 ウォーリア・ブランドを日本で展開するワスプジャパン株式会社は、サガン鳥栖とのユニフォームサプライヤー契約を発表。2月28日にカンファレンスが行われた。

Photo by Ryo HIGUCHI

 壮大な和太鼓の演奏で始まった会見で、ワスプジャパンの柿本卓史社長は日本での最初の契約クラブに鳥栖を選んだ理由について、「最後まで諦めずに戦う姿勢が、我々と合致したため」と説明。ウォーリアにとって鳥栖との契約は世界で3番目、ユニフォームの提供に関してはリヴァプールに次ぎ、世界で2番目となり、ウォーリア・フットボール・グローバル・スポーツ・マーケティング・マネージャーのベン・ハワーズ氏は「日本で本格的な活動を開始できてうれしい」と喜びを語った。

 更に鈴木隆行が最初の日本人契約選手となり、アンバサダーにラモス瑠偉氏が就任予定であることも合わせて発表。柿本社長は「サッカーを心から愛している点がウォーリアの理念にピッタリ」と語り、起用の理由を明かしている


“戦士の魂”を表現した新ユニフォーム

Photo by SAGAN.DREAMS.CO.,LTD.

 戦士(WARRIOR)の魂をモチーフとしたサガン鳥栖の新たなユニフォームが登場した。吸汗即乾性と防臭性を特徴とする素材「WARTECH(ウォーテック)」を用い、発汗部分にハイメッシュを施したことで更なる快適性が実現。選手のパフォーマンスを最大限に引き出すための技術がユニフォームに詰め込まれている。デザインにもこだわり、鳥栖の持ち味である“決して諦めない、最後まで戦い抜く”不屈の精神を、両袖部分にあしらった炎のモチーフで表現。ウォーリアは勝利のためにひた走るプレーヤーたちを、新たなユニフォームでサポートする。

リヴァプール、フェライーニらと契約

 昨年、ウォーリアはリヴァプールとユニフォームサプライヤー契約を締結し、サッカー界に本格参入を果たした。それ以降、セビージャ(スペイン)、ラナース(デンマーク)、エメレク(エクアドル)など、世界各国で契約チームを増やしている。また、マルアーヌ・フェライーニやクレイグ・ベラミー、そしてヴァンサン・コンパニといった世界最高峰の舞台で活躍するプレーヤーをサポート。ハワーズ氏が、「海外でプレーしている日本人選手とも交渉している」と明かしていることから、今後の展開が注目される。