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昨季リーグ王者・早稲田大、桐蔭横浜大に逆転負け…7連敗で2部降格が決定

2016.11.05

早稲田大は1試合を残して2部降格が決まった [写真]=平柳麻衣

 5日、JR東日本カップ2016第90回関東大学サッカーリーグ戦後期リーグ第21節が各地で開催。前節終了時点で10位につける桐蔭横浜大学と同11位の早稲田大学が対戦した。

 試合前の時点で両者の勝ち点差は「2」。リーグ戦6連敗中の11位早稲田大は、この一戦に敗れると2部リーグ降格が決定する。

 立ち上がりは緊張からか両チームともにキックの精度を欠き、なかなか攻撃の形を作れない。しかし、早稲田大がロングボールを中心に押し込み徐々に流れをつかむと、迎えた31分、右サイドの裏に抜けた相馬勇紀が中央へクロスを送り、小林大地が右足でシュート。先制に成功する。さらに早稲田大は40分、中山雄希が見事なミドルシュートを決めて2-0。リードを広げて前半を折り返した。

 後半に入ると一転、桐蔭横浜大がチャンスを迎える。47分、今関耕平のシュートのこぼれ球を杉山雄太が押し込み、1点を返す。58分には鈴木国友からのクロスに今関が頭で合わせて同点に追いつくと、68分には右サイドからの低いクロスに鈴木が右足で合わせ3-2。試合をひっくり返す。

 1部残留には勝利しかない早稲田大はその後、サイドからのクロスを中心に猛攻を仕掛けるが、守りを固める桐蔭横浜大のゴールをこじ開けることができない。結局このままタイムアップを迎え、桐蔭横浜大が3-2で勝利。昨季、19年ぶりに関東大学リーグ制覇を成し遂げた王者・早稲田大が、来季は2005年以来の関東大学2部リーグを戦うこととなった。

【スコア】
桐蔭横浜大 3-2 早稲田大

【得点者】
31分 0-1 小林大地(早稲田大)
40分 0-2 中山雄希(早稲田大)
47分 1-2 杉山雄太(桐蔭横浜大)
58分 2-2 今関耕平(桐蔭横浜大)
68分 3-2 鈴木国友(桐蔭横浜大)

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