【インカレ注目の逸材】関東大学リーグベストイレブン、早稲田大FW山内寛史「リーグで優勝した時の喜びをまた」

（協力　一般財団法人全日本大学サッカー連盟）

『アパマンショップ Presents 平成27年度第64回全日本大学サッカー選手権大会』（通称：インカレ）が12月8日（火）から開幕。大学日本一を決める本大会開幕に合わせて、大学サッカーの魅力をお伝えするコラムをお届けします。

　過去、多くのプロサッカー選手を輩出してきた大学サッカー。昨今には、長友佑都（インテル／明治大出身）や武藤嘉紀（マインツ／慶應義塾大出身）など、多くの選手が大学サッカーの舞台を踏み、日本を代表する選手へと成長していきました。将来の日本サッカー界を牽引するであろう大学サッカーの逸材を8人、インタビュー形式で紹介します。

――サッカーを始めたきっかけは何ですか？

「父親がサッカー経験者で幼少期から遊びがサッカーでした。そこで小学校入学の前に近くのサッカースクールに通いはじめたことがきっかけです」

――なぜ早稲田大学への進学をきめたのですか？

「指定校推薦での進学を考えていたので、自分が合格できる可能性の中で最もサッカー面、学力面でレベルの高い早稲田大学を希望しました」

――山内選手が考える大学サッカーの魅力は何だと思いますか？

「ピッチに立つ選手だけでなく、出場はなくても各々が自分の立場で最善を尽くし、チームの勝利のために戦っています。また、プロより技術面で劣っている分、精神面やフィジカル面がより試合結果に影響しやすいので、サッカーに詳しくなくても観やすいところが魅力だと思います」

――大学サッカーを経験してご自身で変化したと思うことはどんなことですか？

「高校までは綺麗でうまいプレーを目指してサッカーをしていましたが、大学に入ってより勝つために、泥臭いプレーや運動量などが上がりました。また、練習の大切さを学び、日々自分のできる最善の準備をすれば、過度に緊張せず、大事な場面でも普段の自分の力が出せると思うようになりました」

――大学サッカーを経験して良かったと思う瞬間はどんな時ですか？

「1週間しっかりと準備して、その週の試合で自分の力で勝利できたときの達成感は今まで経験してこなかったので良かったです。チームメイトや監督に自分の力をだんだんと認めてもらうことの嬉しさを経験できたときも喜びを感じます」

――山内選手が頑張れる一番の原動力とは何でしょうか？

「大学に入ってよりサッカーが好きになり、大学卒業後も次のステージでサッカーを続けたいと思っているので、一番の原動力は自分の将来のためだと思います」

――山内選手のプレーのアピールポイントを教えてください。

「高い位置からのハイプレスです。どんな位置からもシュートを狙っています」

――インカレに出場する他大学の注目選手は誰ですか？

「山本哲平選手（慶應義塾大学・3年）です。高校の同期であり、リーグ戦でのプレーもよくみています。常にゴールに直結するアクションと得点力が、相手にするととても危険だと思っています」

――早稲田大学のチームメイトの中で特に注目してもらいたいと思う選手は誰ですか？

「奥山政幸選手（4年）です。早稲田の中で最もボールを奪える選手で、奥山選手が高い位置で奪ったボールからはやい攻撃をして、得点に至ることがリーグ戦でも多々あったからです」

――インカレへの意気込みをお願いします。

「自分たちは今年、夏の全国大会である総理大臣杯の出場を逃しており、日本一になって支えて下さる人に恩返しするためにはインカレで優勝するしかありません。また、負けた瞬間に4年生とのサッカーは終わってしまいます。関東リーグで優勝した時のような喜びをまたチーム全員で味わえるように、自分が点を取ってチームを勝利に導けるように、一戦一戦全力で戦っていきます」

山内選手が所属する早稲田大学は12月10日（木） 13：30 Shonan BMWスタジアム平塚にて高知大学-愛知学院大学の勝者と対戦します！

彼らのインカレでの活躍、ならびに今後の彼らに目が離せません。彼ら以外にも大学サッカーにはたくさんの注目選手が在籍しています。是非会場にご来場いただき、ご自身の目で注目選手を探してください。

なお、全日本大学サッカー選手権大会の詳細は下記にて発信中！
全日本大学サッカー連盟公式HP：http://jufa.jp/
全日本大学サッカー連盟公式Twitter：@JUFA_soccer
全日本大学サッカー連盟公式Facebook：全日本大学サッカー連盟

次回の大学サッカー×SOCCER KING NEXTは12月15日(火)掲載予定です。どうぞお楽しみに！